ブレア・ラビット

ウサギのキャラクター

ブレア・ラビットBr'er Rabbit)は、ジョーエル・チャンドラー・ハリスの作品『リーマスおじさん(Uncle Remus)』シリーズに登場する架空のウサギ。また、その作品を原作としたディズニー映画南部の唄』に登場するディズニーキャラクターである。名前のブレア(br'er)はブラザー(brother)の南部訛りである。

E・W・ケンブルによる1904年の原作の挿絵

原作におけるブレア・ラビット 編集

ディズニーにおけるブレア・ラビット 編集

擬人化されている。『南部の唄』のアニメーションパートにおける実質的な主人公。日本では「スプラッシュ・マウンテン」での呼称に従い、うさぎどんと呼ばれることもある。なお、「スプラッシュ・マウンテン」内の彼の家の前の看板では「Brer Rabbit」と綴られているが、誤りではない。

ブレア・ラビット
Br'er Rabbit
初登場 南部の唄
原語版声優 ジェームズ・バスケット
日本語版声優 江原正士(ポニー版)
龍田直樹(ブエナ・ビスタ版)
詳細情報
種族 ウサギ
性別
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南部の唄 編集

日本語吹き替え版での呼称は旧吹き替え版ではうさぎどん、新吹き替え版ではうさぎくん。茨の茂みの家に住む頭の回転が速く、明るく陽気なウサギで、トラブルばかりの家から出て行く先でブレア・フォックスに捕まり食べられそうになる。(家出の時以外にも、ただ散歩しているだけの時に捕まったことがある)。しかし、いつも知恵を働かせて間一髪で逃げ出している。旧吹き替え版でのブレア・ラビトの歌唱シーンは日本語吹き替えとなっているが、他のキャラクターの歌唱シーンは全て原語版のまま(下部に訳詞の字幕が入る)なので、複数のキャラクターによる歌唱シーンではブレア・ラビットのパートだけが急に日本語になる。

スプラッシュ・マウンテン 編集

東京ディズニーランドでの呼称はうさぎどん(ブレア・フォックスからはうさ公と呼ばれる)で、声は旧吹き替え版の江原正士が担当。映画では「笑いの国」の話はブレア・フォックスとブレア・ベアから逃げるためのその場しのぎの嘘だが、アトラクションでは「『笑いの国』を目指している」という設定に変更されている。

関連項目 編集