ブレント・ハニーウェル

ブレント・リー・ハニーウェル・ジュニアBrent Lee Honeywell Jr., 英語発音: [brɛnt ˈhʌniˌwɛl][1]; 1995年3月31日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州フランクリン郡カーンズビル英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBシカゴ・ホワイトソックス所属。

ブレント・ハニーウェル・ジュニア
Brent Honeywell Jr.
シカゴ・ホワイトソックス
A+級シャーロット・ストーンクラブズ時代
(2016年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州フランクリン郡カーンズビル英語版
生年月日 (1995-03-31) 1995年3月31日(29歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト2巡目
初出場 2021年4月11日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

かつてロサンゼルス・ドジャースなどでプレーした元プロ野球選手(投手)であり、1974年ナショナルリーグサイ・ヤング賞を獲得したマイク・マーシャル叔父にあたる。

経歴 編集

プロ入りとレイズ時代 編集

2014年MLBドラフト2巡目(全体72位)でタンパベイ・レイズから指名され、プロ入り[2]。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ英語版でプロデビュー[3]。9試合(先発8試合)に登板して2勝1敗、防御率1.07、40奪三振を記録した。

2015年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ英語版とA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、2球団合計で24試合に先発登板して9勝6敗、防御率3.18、129奪三振を記録した。

2016年はA+級シャーロットとAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、2球団合計で20試合に先発登板して7勝3敗、防御率2.34、117奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2017年はAA級モンゴメリーとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし[4][5]、2球団合計で26試合に先発登板して13勝9敗・防御率3.49・172奪三振の成績を残した。7月9日にはオールスター・フューチャーズゲームにアメリカ合衆国選抜として出場し[6]、2イニング4奪三振無失点と好投してMVPを受賞した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[7]

2018年は2月にトミー・ジョン手術を受けた[8]ため、シーズンを全休した。

2019年もシーズンを全休した。

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、これにより3年連続で公式戦に登板しなかったことになった。

2021年4月11日にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった同日のニューヨーク・ヤンキース戦では先発して2回を無失点に抑えた(勝敗付かず)。また、2021年のマイナーリーグの開幕は5月からとなるため、ハニーウェル自身の公式戦登板はAAA級ダーラム所属の2017年9月19日以来と、3年ぶりであった[9]

アスレチックス時代 編集

2021年11月19日に金銭トレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[10]

投球スタイル 編集

洗練されたフォームから5球種を操り、叔父のマイク・マーシャルから間接的に学んだスクリューは難攻不落と言われる[11]

詳細情報 編集

年度別投手成績 編集





















































W
H
I
P
2021 TB 3 2 0 0 0 0 0 0 1 ---- 21 4.1 5 2 3 0 0 4 0 0 4 4 8.31 1.85
MLB:1年 3 2 0 0 0 0 0 0 1 ---- 21 4.1 5 2 3 0 0 4 0 0 4 4 8.31 1.85
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績 編集



投手(P)












2021 TB 3 1 1 0 0 1.000
MLB 3 1 1 0 0 1.000
  • 2022年度シーズン終了時

表彰 編集

MiLB

記録 編集

MiLB

背番号 編集

  • 45(2021年 - )

脚注 編集

  1. ^ 英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2019年3月19日閲覧。
  2. ^ Rays pick two pitchers to end draft's first day”. Tampa Bay Times. 2017年8月9日閲覧。
  3. ^ Another Honeywell begins professional career in Princeton”. Bluefield Daily Telegraph. 2017年8月9日閲覧。
  4. ^ Rays’ top pitching prospect Brent Honeywell ready for 2017 season”. Montgomeryadvertiser.com (2017年4月5日). 2017年8月9日閲覧。
  5. ^ David Hill (2017年4月17日). “Tampa Bay Rays Promote Brent Honeywell to Durham”. Rayscoloredglasses.com. 2017年8月9日閲覧。
  6. ^ http://www.tampabay.com/blogs/rays/rays-prospect-brent-honeywell-excited-to-start-futures-game/2329823
  7. ^ Bill Chastain (2017年11月20日). “Honeywell, Bauers added to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年12月13日閲覧。
  8. ^ Steve Adams (2018年2月27日). “Rays’ Brent Honeywell Undergoes Tommy John Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月15日閲覧。
  9. ^ Adam Berry (2021年4月11日). “Honey Day sweet reward for gritty TB righty” (英語). MLB.com. 2021年4月15日閲覧。
  10. ^ A's To Acquire Brent Honeywell From Rays” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年11月20日閲覧。
  11. ^ 「2017プロスペクト・ランキングTOP100」『隔月刊スラッガー』2017年5月号 日本スポーツ企画出版社 36頁

関連項目 編集

外部リンク 編集