プチェラ

発進ランプ上のプチェラ-1T

発進ランプ上のプチェラ-1T

ヤコブレフ・プチェラ-1Tとはソ連ヤコブレフ設計局で製造された無人航空機(UAV)である。ロシア語で「Пчела」は蜂の意。主な用途はダウンリンクしたビデオカメラで戦場の状況を偵察、観測することである。他の用途には、攻撃目標の指示や訓練標的としての使用が含まれる。

設計 編集

プチェラは、2基の固体推進剤ブースターロケットエンジンによるロケットアシストで発進する。また回収にはパラシュートを使う。プチェラ-1Tの航続距離は60kmで、高度は100mから2500mを飛行する。速力は120から180km/h。この機体の最大離陸重量は138kgである。ヤコブレフはこの航空機の滞空時間を2時間と記録している。

採用国 編集

 
BTR-Dのランチャーに載せられたプチェラ-1T UAV

参考文献 編集

外部リンク 編集