プリーチャー・カール(preacher curl)は、ウエイトトレーニングの種目の一つ。主に上腕二頭筋に刺激を与える。肘が固定されるため上腕二頭筋に負荷が集中する。

EZバー・プリーチャー・カール(スタート)
EZバー・プリーチャー・カール(フィニッシュ)
ケーブル・プリーチャー・カール(スタート)
ケーブル・プリーチャー・カール(フィニッシュ)
プリーチャー・カール・マシン(スタート)
プリーチャー・カール・マシン(フィニッシュ)

具体的動作 編集

バーベル・プリーチャー・カール 編集

  1. プリーチャーベンチに腰かけ、アンダーグリップでバーベルを握る。
  2. 息を吐きながらバーベルを上げる。
  3. 肘を十分に曲げたら息を吸いながら元の姿勢に戻る。
  4. 2~3を繰り返す。

EZバー・プリーチャー・カール 編集

  1. プリーチャーベンチに腰かけ、アンダーグリップでEZバーを握る。
  2. 息を吐きながらEZバーを上げる。
  3. 肘を十分に曲げたら息を吸いながら元の姿勢に戻る。
  4. 2~3を繰り返す。

ダンベル・プリーチャー・カール 編集

  1. プリーチャーベンチに腰かけ、アンダーグリップでダンベルを握る。
  2. 息を吐きながらダンベルを上げる。
  3. 肘を十分に曲げたら息を吸いながら元の姿勢に戻る。
  4. 2~3を繰り返す。

ケーブル・プリーチャー・カール 編集

  1. ロープーリーにアタッチメントのカールバー(ハンドル)をセットし、プリーチャーベンチに腰かけ、アンダーグリップでハンドルを握る。
  2. 息を吐きながらハンドルを上げる。
  3. 肘を十分に曲げたら息を吸いながら元の姿勢に戻る。
  4. 2~3を繰り返す。

片手で行う場合はワンハンドルバーを用いる。

プリーチャー・カール・マシン 編集

  1. マシンのシートに腰かけ、アンダーグリップでハンドルを握る。
  2. 息を吐きながらハンドルを上げる。
  3. 肘を十分に曲げたら息を吸いながら元の姿勢に戻る。
  4. 2~3を繰り返す。

負荷のかかり方を調節できるタイプのマシンでは、初動で負荷が最大になるように設定する。

参考文献 編集

  • 森永スポーツ&フィットネスリサーチセンター 編『ウイダー・トレーニング・バイブル』窪田登(監修)、森永製菓健康事業部、1997年7月。ISBN 4-944106-23-8 
  • 山本義徳『かっこいいカラダthe best "筋肉博士"山本義徳が徹底解説ウェイトトレーニング実技教本』ベースボール・マガジン社、2009年1月。ISBN 978-4-583-61583-7 

関連項目 編集