プログレスMS-06

の宇宙ステーション補給機

プログレスMS-06ロシア語: Прогресс МC-06)はロスコスモス国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げた無人宇宙補給機である。NASAおよびJAXAではプログレス67または67Pとも呼称する。

プログレスMS-06
Progress MS-06
任務種別国際宇宙ステーションへの補給
運用者ロスコスモス
COSPAR ID2017-033A
特性
宇宙機プログレスMS-06 (No.436)
宇宙機種別プログレス-MS
製造者RKKエネルギア
任務開始
打ち上げ日2017年6月14日 09:20:13 UTC [1]
ロケットソユーズ-2.1a
打上げ場所バイコヌール 31/6
打ち上げ請負者ロスコスモス
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ズヴェズダ 機尾側
ドッキング(捕捉)日 2017年6月16日 11:37 UTC
プログレス補給船

打ち上げ 編集

プログレスMS-06は2017年6月14日 09:20:13 UTCにカザフスタンバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。本機から打ち上げロケットが従来使われていたソユーズUからソユーズ-2.1aに切り換えられた[2][3]

ドッキング 編集

プログレスMS-06は、ピアースにドッキングし、ピアースを多目的実験モジュール(ナウカ; Nauka)と入れ替えることになっていたが、計画遅延のためナウカへの入れ替えはプログレスMS-09に延期されることになった。このため、打ち上げから2日後にランデヴーした後、2017年6月16日 11:37 UTCにズヴェズダの機尾側にドッキングした。

貨物 編集

プログレスMS-06は国際宇宙ステーションに2,450kgの補給物資(705kgの推進剤、50kgの酸素および空気、420kgの水の他、食料や日用品など)を輸送した。

参考文献 編集

  1. ^ MS-06 launches; mission to remove Pirs module delayed
  2. ^ Launch Schedule – Spacecflightnow” (2016年7月11日). 2016年7月18日閲覧。
  3. ^ NASA Office of Inspector General (2016年6月28日). NASA’s Response to SpaceX’s June 2015 Launch Failure: Impacts on Commercial Resupply of the International Space Station (PDF) (Report). NASA Office of Inspector General. p. 13. 2016年7月18日閲覧