プロジェクト‐ノート:漫画/書誌情報の書き方についての提案

最新のコメント:14 年前 | トピック:書誌情報の書き方についての提案 | 投稿者:Kabityu

書誌情報の書き方についての提案

Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト ライトノベル#既刊一覧の書き方についての提案でライトノベルの記事での既刊一覧の書式について提案しており、今のところ賛成意見をいただいていますが、漫画の記事でも同様の書式にできるのであれば統一したいと考えています。そこで以下に掲示した文案のようにPJ:漫画#書誌情報に記載したいと思います。PJ:漫画#書誌情報では「節の名称や内容についてはノートで議論中」となっていますがどちらで議論されているのか分かりませんでした。Wikipedia:出典を明記するでの出典表示方法に近づけることで文献情報としての体裁を整えるとともに、出版物の記事としての有用性を考慮して発売日の表記の位置づけを明確にしたいと考えています。


〈以下文案〉脚注で補足説明へのリンクを追加していますが、脚注部分は文案には含まれません。

既刊書誌名・発売日または発行日・ISBNを記述します。公式発売日以降の書誌のみ記述し、発売予定は記述しないでください[1]。表記の仕方の注意を以下に掲示します。

  • 原則として番号付き箇条書きではないふつうの箇条書きを用いるが、書誌のタイトルに巻数が含まれない場合は便宜により番号付き箇条書きを使用してもよい[2]
  • Wikipedia:出典を明記するの出典表示方法に準ずるが、末尾の句点(。)は省略してもよく[3]、著者名や発行所名(出版社名)、叢書名(レーベル名)も自明であれば省略してよい。書誌名・発売日または発行日・ISBNの表記の仕方の注意を以下に示す。
    書誌名
    書誌名は『』で囲み[4]、基本的に奥付のタイトル表示に従って正確に表記するが、表紙などに別の表記があればそちらを使ってもよい[5](いずれの場合も、文字サイズや改行まで再現する必要はない)。副題はダッシュ(-)かコロン(:)で本題とつながず、スペースで区切るだけでよい[6]Wikipedia:表記ガイド#丸数字に従い、タイトルに含まれる丸数字は(1)、(2)などと表記する。「第○巻」など省略した表記はせず、作品名の末尾に(1)、(2)が後置されるだけであったとしても『タイトル(1)』、『タイトル(2)』のように正確に表記する[7]
    発売日または発行日
    奥付などに表記されている発行日が発売日と異なる場合があるが、出版物の記事としての書誌情報の有用性を考慮し、出版社のWebサイトなどで公式発売日が確認できる場合は公式発売日の表記を優先する[8]。発売日と発行日を区別できるよう、公式発売日を表記する場合(発行日と公式発売日が同日付けの場合を含む)は日付の後に「発売」を付け、公式発売日が確認できず発行日を表記する場合は日付の後に「発行」を付ける。
    ISBN
    Help:ISBNのリンクにより、ISBNは次の通り表記する。
    • 初版発行時にISBNが10桁で与えられた書誌(2006年以前発売)には10桁のものを、13桁で与えられた書誌(2007年以降発売)には13桁のものを表記する(両方が併記されている場合は10桁のものをISBNリンク付きで表記し、13桁のものはISBN-13として併記するが両方をリンクする必要はない)。
    • なるべくハイフンで区切りを入れる。10桁の場合は4つ、13桁の場合は5つの要素に区切られ、区切りの位置は出版物ごとに異なる。

〈以上文案〉


以下、補足説明します。

^ウィキプロジェクト ライトノベルの「既刊一覧」では「公式発売日以降の書籍のみ記述し、発売予定は記述しない」こととしており、漫画でもできれば同様にしたいと思いますが、ウィキプロジェクト 漫画としては発売予定も記述してよいということであればこの文は除去したいと思います。

^「ふつうの箇条書きを用いる」については、書誌の正確なタイトルに巻数が含まれる場合は番号付きの箇条書きを重複して使用する必要はないと考えられ、番号付き箇条書きの番号だけで巻数を提示する書式を避け、後に述べるように書誌の正確なタイトルを表記することを促す意図があります。なお、音楽作品と映像作品のリストの書式について説明しているWikipedia:作品リストでも「基本的に箇条書きとする」とされています。

^「末尾の句点(。)は省略してもよい」については、書誌一覧では句点を使わない記事が多く、Wikipedia‐ノート:出典を明記するでも句点の使用に違和感があるとの意見が見られたので追加しました。^副題をスペースで区切ることについても、スペースで区切る記事が多いようでしたので追加しました。

^「書誌名を『』で囲む」についてはWikipedia:出典を明記するでの出典表示方法に合わせることが趣意ですが、タイトルにスペースが含まれる作品や変わったタイトルの作品の場合、『』で囲むことでタイトル部分が判別しやすくなると考えます。Wikipedia:スタイルマニュアル#作品リストで以前括弧を使用しないとされていましたが、「適宜省略することができます」と改定しています。また、PJ:漫画#記事作成の指針の「箇条書きの単行本リストなどの中では『 』や「 」は不要です。」は除去することになるでしょう。なお、ウィキプロジェクト ライトノベルでの提案では「書籍名」としていたところですが、漫画の場合はコミックスに「書籍扱い」と「雑誌扱い」の区別があるため、混同しないように「書誌名」と改めました。

^「「第○巻」など省略した表記をしない」については、本文中で「第○巻」と表記するのはよいとしても、「書誌情報」としては正確なタイトルを表記することが望ましいと考えます。^「表紙などに別の表記があればそちらを使ってもよい」については、例えば『ONE PIECE』の場合、単行本の表紙には「巻一」、「巻二」などと巻数が表記されますが、奥付では■で囲んだ算用数字で表記されています。この場合「巻一」、「巻二」などを表記できた方がよいと思い追加しました。

^発売日・発行日については、文献情報としては奥付などに表記された発行日の方が求められると思いますが、Wikipedia:出典を明記する#書誌情報の実例(和書)で提示されるように文献情報としては発行年まで分かればよいものと考えられます。一方で発売日は出版社が出版物やWebサイトなどで告知する場合が多く見受けられ、出版物の記事として出版物自体の発売日を記すことは有用と考えます。発売日が分かれば文献情報としての発行年の情報も補えると考え、「発売日の表記を優先する」としています。

以上、ご意見をお寄せくださいますようお願いします。--Kabityu 2009年4月18日 (土) 15:05 (UTC)返信

Wikipedia:出典を明記するでの形式にならうことには賛成します。単行本は、あらすじや登場人物などに関しての出典や参考文献的な意味合いになると考えるからです。ただ、『タイトル(1)』などとすることには抵抗があります。ライトノベルの場合は、各巻ごとにサブタイトルがつくなど名称が異なりますので、それでよいと思いますが、漫画の場合は、『ONE PIECE 1巻』などではなく『ONE PIECE』1巻の可能性があるため、番号付き箇条書きのほうがよいように思います。例といたしまして、マーガレットコミックス集英社)の『マリア様がみてる』の1巻では、巻末の奥付ページにある「収録作品メモ」に、「『マリア様がみてる』(1)巻 ■マーガレット・平成15年No.21から平成16年No.3.4合併号に掲載」と書かれています(「(1)」の部分は実際は丸数字ですが、Wikipediaでは推奨されていませんので置き換えています)。このように『マリア様がみてる』1巻のような記載もありますので、漫画の場合、「正確なタイトル」に巻数までも含める必要があるかどうかは判断が難しいのではないでしょうか。

わたしとしましては、

作者名 『作品名』 出版社名レーベル名

  1. xxxx年xx月xx日発行 ISBN 978-0-00-000000-0
  2. xxxx年xx月xx日発行 ISBN 978-0-00-000000-0
  3. xxxx年xx月xx日発行 ISBN 978-0-00-000000-0
現在はこのような形式で記載しています。(発行日は年月までのことも多いですが)
これはある方がこのような形式で記載されておられまして、それがWikipedia:出典を明記するでの書き方に準じていることもあり、わたしもそうしています。
どちらがより適切かは他の方のご意見を待ちたいのですが、シリーズものは大半が巻数で表記される漫画と、サブタイトルが毎回変わり巻数で表記されることの少ないライトノベルとでは、事情が少し異なっているように思えます。--長月みどり 2009年4月18日 (土) 18:10 (UTC)返信
◆まず、 書式を統一することそのものと「発売予定を記述しない」「ISBN」につていは大賛成です。
で書式についてですが、現在私は長月みどり氏が提示されている形で記述しています。細かい違いと言うか最近私の方で変更した点としまして、分かる物については奥付に合わせて「初版の情報であること」を明記するようにしたことと、発行日とISBNを「、」で区切っているということす。
こうした書式は、Wikipedia:出典を明記するHelp:箇条書きに準じた上で、ナンバリングでの箇条書きの方が漫画には良いと考えているためです。理由としましては以下の3点です。
  1. 書誌情報としては(冒頭で触れられていても)作者名、出版社名、レーベル名をまとめておきたいと考えること。これらの情報は状況に明るくない方が元情報にたどり着くためには大きな力となりますし、「自明である」というのは読者の視点ではなく執筆者の視点であるように思います。
  2. 漫画奥付の巻数表示は原則としてレーベル毎で書式が決まっており、「書名の一部」とまでは言えないように思うこと。手持ちのジャンプ・コミックス10タイトルほどで確認した限りでは例外なく
    タイトル
    [黒地白抜きで巻数]巻毎のサブタイトル
    の形で全て統一されています。ざっと確認した限りですが他のレーベルでもレーベル毎で固定されています。
  3. 1.2.を踏まえ、さらに漫画の単行本では巻毎のサブタイトルはない物が多いことから数字のみ違う物が並んでいるのはくどく感じ、ナンバリングの方が見た目にすっきりとして分かりやすいと考えること。私が思いつく限りでは巻毎のサブタイトルがあるのはジャンプ・コミックスだけでして、しかも収録話の一話から適当に取っているいいかげんな物がほとんどです。
発行日と発売日については発行日記載を原則として、検証可能な形で分かる場合には出典を明記して「発売日も追記する」とした方がよいと考えます。理由はTemplate‐ノート:Infobox animanga#漫画における「開始終了」の説明変更提案と同じで以下の2点です。
  1. 書誌情報としては奥付に記載されている発行日が通例であるように思いますし、また奥付に記載されている情報であることから別途出典が要らないこと。
  2. 発売日は公式サイト等で発売日前後であれば確認出来ますが数カ月もすると確認が難しくなり、検証可能性の観点から他に出典が望まれること。そしてこの出典を示すのがなかなか難しいこと。最近の物であれば商業サイトでは割と簡単に確認出来るんですが出典としては不適切でしょうし、10年前とかになってくるとかなり確認が難しいように思います。
--マクガイア 2009年4月18日 (土) 23:56 (UTC)返信
省略した書誌情報を先頭にまとめておくのはよいやり方だと思います。ですが、巻数を表記せず番号付き箇条書きを使用するのは好ましくないと考えます。番号付き箇条書きを使用することで表示される番号は、リストの上から何番目かを示すものでしかありません。1番目のものが第1巻であり、2番目のものが第2巻であるとする表記の仕方は不適切だと思います。書誌を特定するために提供されるべき巻数の情報は、テキストで書かれるべきものだと考えます。作品タイトルを省略するとしても「1」「2」だけではそれが巻数であることが分からないので、「第1巻」「第2巻」などと表記するのがよいと思います。
出版社のサイトなどの表記を見た感じでは巻数も書名に含むと考えてよいと思われます。例えばスクウェア・エニックスの単行本の場合、奥付では作品タイトルと巻数が別の段に表記されていますが、出版社のサイト[9]では書名に巻数が含まれますので、『タイトル(1)』『タイトル(2)』のように表記してよい思います。この表記法とともに、作品タイトルを先頭に提示しておき、「第1巻」「第2巻」と省略する表記法も認めるのが妥当かと思います。いずれにしても、「基本的に奥付のタイトル表示に従って正確に表記する」としている部分の「正確に」を除去した方がよいかと思います。
マクガイアさんと私とでよく目にする記事の種類が違うのだと思いますが、私の見た範囲では発売日が記されている記事をよく見かけます。古いものでは発売日の確認が難しいとのご意見に対しては、てんとう虫コミックス『ドラえもん』[10](1974年7月31日)やジャンプコミックス『Dr. スランプ』[11](1980年8月9日)などで発売日が出版社のサイトに掲載されているものがあります。私も発行日・発売日が分かれば両方表記した方がよいと思っていたのですが、併記した記事で発行日を除去したり[12]発売日を除去したり[13]する編集を目にしたので併記は違和感を与えるのかと思ったのですが、ほかの方はどうなのでしょうか。それと、奥付の発行日の表示は出版社ごとに「初版発行」だったり「第1刷発行」だったりまちまちですので、奥付の発行日を表記する場合は一律に「発行」を付けることにするより出版物の表記に従って奥付で表示された通りに表記するのはよい考えだと思います。--Kabityu 2009年4月19日 (日) 16:07 (UTC)返信
番号付き箇条書きですが、確かに「リストの上から何番目かを示すものでしかありません」といえるでしょう。ただ、その順序には法則性があり、例えば2番目に並んでいるのはシリーズの第2巻であるということが、「巻数であることが分からない」と断言できるのかどうかは疑問に感じます。「分からないこともあれば分かることもある」というところではないでしょうか。
書名に関してですが、例示されたサイトのリストでは巻数が併記されています。ただ、これはWikipediaの記事のようにひとつのタイトルではなく、複数の異なるタイトルをまとめたリストですから、他のタイトルの巻数と明確に区別するためにこのような形式で記載されているようにも思えます。また、Wikipedia:出典を明記する#書誌情報の書き方(和書)の「項目の並び順」によりますと、「著書(論文)名」と「巻数」とは分離されています。ですので、『タイトル(1)』ではなく『タイトル』(1)とすべきではないでしょうか。
あと、発行日と発売日の併記ですが、わたしとしましては発行日に統一したほうがよいと考えます。
理由としましては、
  • 例示されたように古い単行本でも発売日の確認が可能なケースはあるが、すべての単行本がそうではない。
  • 初版発行日であれば奥付の記載により、古い単行本でも確認可能である。(ただし、古い講談社コミックスには重版の場合初版発行日が記載されていないものがあり、他の出版社にも同様のものがあるかもしれません。ただ、これは例外的なケースだと思います。)
  • 発売日は公式発売日を指すものと考えられるが、実際の発売日は地域によって違いがあり、発売日を記載するのであれば「公式発売日」と明記しなければ正確な情報とはならないおそれがある。発行日であれば統一されているためこの点も問題ない。
このようなものが挙げられます。表記につきましては、「初版発行」であったり「第1刷発行」であったりと出版社や年代によって差がありますので、厳密にはそうすべきかと思うのですが、単に「発行」としてもよいと思います。
「公式発売日以降の書誌のみ記述」とISBNにつきましてはご提案に賛成します。--長月みどり 2009年4月19日 (日) 18:51 (UTC)返信
◆挙げられた例では書名に含めていますが、ジャンプコミックス新刊案内ではタイトル(改行)巻数として巻数とタイトルを区別しています。またKabityu氏が「巻数も書名」の例として提示されたリンク先では単純に (1) の様な形を使用しており、タイトル毎に使用している「巻一」の様な表記を使用していません。これらに加え長月みどり氏が挙げられたWikipedia:出典を明記する#書誌情報の書き方(和書)も踏まえますと、やはり「巻数は書名に含まれない」と私は考えます。
発売日と発行日どちらかに限定すると言うのであれば、これまで申し上げてきた「ほぼ全ての本において原著で確認出来る」という理由から私は発行日を支持致します。ご呈示頂いた物のようにネットで見つけられる物もあるでしょうが、絶版本であればネットはまず絶望的でしょうし、簡単に発売日を特定出来るのは例外的な物として考えるべきだと思います。
ただ、発売日も重要な情報ではあると思いますので、出典を示せる物については発売日「も」出来るだけ記述した方がよいと私は考えます。たまに本屋で張り出されている発売日一覧みたいな奴が出版されているのであれば問題ないんですけどね(あれはおそらく内部資料でしょうし出典にするのは難しいように思います)。こうした資料に基づいた日付であれば、長月みどり氏が懸念されている「発売日のずれ」についても問題ないでしょうし。--マクガイア 2009年4月20日 (月) 12:47 (UTC)返信
コミックスでは巻数の書式が統一されていることから、作品名と巻数を分けてよいと思います。番号付き箇条書きで表記した場合、発行日・発売日と合わせ読めば番号が刊行順を表していることは分かると思いますが、巻数であることは分かりにくいように思いますので、巻数を補うのが親切だと思います。これまでの議論を考え合わせて、シリーズもののコミックスの書誌情報で発行日と発売日を併記する場合は以下の表記になるかと考えています。

[[作者名]]『作品名』[[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉

「発行」を前にすることで長月みどりさんの「発行日に統一」の意見を多少反映したつもりではあります。例示の第3巻は発行日と発売日が同日付けの場合を想定しています。発行日と発売日の両方を併記の仕方としては発売日を括弧で囲むことも考えられますが、発行日と発売日が同日付けの場合に「xxxx年xx月xx日発行(発売)」よりも「xxxx年xx月xx日発行・発売」の方が分かりよいと思いますので「・」を使いました。--Kabityu 2009年4月20日 (月) 17:20 (UTC)返信
Kabityuさんのこの案でおおむねよいように思います。
番号付き箇条書きにつきまして、「番号付き箇条書きで表記した場合、発行日・発売日と合わせ読めば番号が刊行順を表していることは分かると思いますが、巻数であることは分かりにくいように思いますので」とおっしゃっていますが、例えば第3巻のほうが第2巻より先に刊行されるというケースはまれではないでしょうか。それを考えますとほぼ「刊行順=巻数」であるといえるように思います。ただ、「巻数を補うのが親切」ということにも理解できますので、ふつうの箇条書きと番号付き箇条書きのいずれでもよいといったような、両案併記でもよいのではないでしょうか。
あと、発売日につきましては、奥付に記載の発行日のような明確なものがありませんので、マクガイアさんがおっしゃるように出典があったほうがよいと思います。出版社の公式発売日が明確になりますし、公式発売日に統一することで、地域による発売日の違いからくる記述のずれが生じなくなると思います。単に「発売」という表記ですと、それがどこの地域での発売日なのかという問題が出てくる可能性があります。--長月みどり 2009年4月20日 (月) 18:20 (UTC)返信

(インデント戻します)私としましては(おそらく長月みどり氏も)、「巻数であることは分かりにくい」という所が、どうも実感出来ていません。Kabityu氏にご呈示頂いたスクエニの新刊情報を含め、多くの新刊情報では (1) の様な形で表記している点などから単行本情報で数字順に並んでいれば、「巻数であること」は自明である様に思っています。私がナンバリングを使い始めたのもこの辺が自明であるという前提で、「分かり易く見易い」と判断したためです。ただ、「自分が実感出来ない」というだけで「対応しなくて良い」と言うわけではありませんし、「分かりにくい」と言う点にも配慮出来る方法として以下の様なフォオーマットではどうでしょうか。

  • [[作者名]]『作品名』[[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉全○巻
    1. xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)ISBN 0-0000-0000-0
    2. xxxx年xx月xx日発行(同日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)ISBN 0-0000-0000-0
  • (文庫版)[[作者名]]『作品名』[[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉既刊○巻<ref>xxxx年xx月現在</ref>
    1. xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)ISBN 0-0000-0000-0
    2. xxxx年xx月xx日発行(同日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)ISBN 0-0000-0000-0

補足

  • 作者名・出版社名など全体を通じて共通する項目については上部に明記することによってリスト内では省略しても良い。
  • 発行日と発売日の混同を避けるため、どちらであるかが分かるように明記する。発行日の記述は実物の奥付に準拠するのが望ましい。

理由としましては

  1. (全 or 既刊○巻)を明示することによってナンバリングが何であるかを分かりやすくする。ざっと状況を確認したいという状況にも対応出来ますし色々とメリットがあるように思います。
  2. 「*」「*#」を使って(全○巻)の下層であることを明確にし、数字が巻数であることを分かりやすくする。
  3. 再出版で書名が同名の場合に何の情報であるかを分かりやすくするため、種別を明確化。
  4. 発売日は書誌情報としては「+α」であることから、()を使う。Kabityu氏が懸念されていた問題については「同日」であることを明記して対応。

個人的に悩ましいのは「所持本の文庫再出版」のように自分が所持していない本の場合に、「目安として、ないよりはあった方が良い」とアマゾン辺りで日付を確認して記述している場合ですかね。商業サイトは基本発売日ですし、しかも出典とするのも広告的で難しいように思いますし。信用性と言う点では高いと思うんですが。--マクガイア 2009年4月20日 (月) 22:42 (UTC)返信

マクガイアさんのご提案のものでもよいと思います。
以下は個人的な意見になります。
  1. 「作者名」ですが、原作つきの漫画作品もありますので、その場合の記述法を補足したほうがよいと思います。{{Infobox animanga}}では、原作者のほうが作画者よりも前になっていますから、[[原作者名]]・[[作画者名]]としたほうがよいのでしょうか。他に適切な案がおありでしたらそちらでもかまわないです。
  2. 『作品名』の前後に半角スペースを入れたほうが見やすいように感じました。Wikipedia:出典を明記する#項目間の区切りには、「かぎかっこの前後では読点を用いず、全角空白( )を用いる」とあります。ただ、全角空白はWikipediaでは非推奨ですので、半角で入れられたらいかがでしょうか。
  3. 「既刊○巻<ref>xxxx年xx月現在</ref>」の部分ですが、既刊○巻(xxxx年xx月現在)としたほうがわかりやすいように思います。脚注を使用しますとわざわざ脚注を確認しなければいけないという手間がかかりますので、長い記述でもないですし、冒頭に含めてよいのではないでしょうか。
あと、所持していない書籍をネットで調べてという場合は、発行年月だけで日までは書かれていないものが多くて、日付を省略して書いていました。あまりに短い記事ですと、未読の作品では内容まではかけませんので、せめて書誌情報ぐらいはあったほうがよいと思いまして。新規に作成された短い記事に加筆したいという思いはあるのですが、日付までとなると今後は難しいかなとも感じています。--長月みどり 2009年4月21日 (火) 18:21 (UTC)返信
番号つき箇条書きの番号の扱いについてHelp‐ノート:箇条書き#「番号つき箇条書き」の番号の扱いに提起しました。簡単に言えば、書誌情報の一つである巻数の情報が明記されていないことを問題にしています。番号つき箇条書きを使った場合、たまたま巻数のような番号が見えているにすぎません。--Kabityu 2009年4月21日 (火) 22:10 (UTC)返信
> 長月みどり氏のご提案に対して
  1. 原作者と作画者については、「奥付の順序に合わせる」のが基本ではないかと思います。ほとんどの場合は「原作者・作画者」で問題ないとは思うのですが、原作者側が「協力」程度の関係ですと作画者側を前に記述することもあったように記憶しています(ちょっと具体例がすぐに思いつかなくて申し訳ないのですが)。
  2. 賛成致します。
  3. これについては私の普段の癖が無意識に出てしまいましたが、書誌情報のフォーマットに含める内容ではありませんでした。すいません。「何年何月現在」が必要な記事はほとんどの場合複数箇所で必要なため、同じ情報が何度も出てくるくどさの回避と一括で日付変更が出来る利点から私は脚注機能でまとめていますので、個人的には状況に応じて脚注の使用は認めて欲しいなという気はしますが、書誌情報に限った話ではなくなりますので今回の議題では不適切な提案でした。
ネットで確認した「出典と出来ない様な情報」に対してはちょっとくどいですけど、「xx年xx月発売{{要出典}}<!--○○で確認しましたが適切な出典がないため要出典。-->」ぐらいが現実的な対応でしょうかね。
> Kabityu氏
今回の御発言で何を問題としているのかが掴めました。そういうことでしたらもう少し考えさせて頂きます。取りあえずはHelp‐ノート:箇条書き側の議論の様子を伺いたいと思います(出来れば他の方の御意見を伺いたいので、少し発言は控えさせて頂きます)。
あと今更気づいたのですが、会社によってISBNの区切りが違うんですね。講・小・集と主要出版社が同じ区切りでしたので、深く考えずに xxx-x-xx-xxxxxx-x で今まで区切っていました……。申し訳ございません。反省と今後の分かりやすさのため、
  • 978-4-06-xxxxxx-x:講談社
  • 978-4-08-xxxxxx-x:集英社
  • 978-4-09-xxxxxx-x:小学館
  • 978-4-592-xxxxx-x:白泉社
または
  • 978-4-○○-xxxxxx-x:講談社 (06) 、集英社 (08) 、小学館 (09) …
  • 978-4-○○○-xxxxx-x:白泉社 (592) …
と言った感じで主要出版社については区切り位置も例示しておいてはどうでしょうか。漫画を(多く)出版している会社というのはそれほどの数でもありませんし。--マクガイア 2009年4月21日 (火) 23:01 (UTC)返信
原作者と作画者とがいる場合につきましては、但し書きか何かで明記したほうがよいと思います。「奥付の順序に合わせる」に賛成します。例えば、以前例示いたしました『マリア様がみてる』では、奥付において「著者 長沢智」のほうが「原作 今野緒雪」よりも上に書かれていまして、その下のローマ字による表記も作画者のほうが原作者より前に書かれていました。ですから様々なケースがあるのではないでしょうか。個人的な意見になるのですが、ライトノベルのイラストとは異なり、漫画の作画者は全ページでイラストを描きます。小説はイラストがなくても作品として成り立ちますが、漫画は作画者なしには成り立ちませんから、漫画においての作画者は重要な存在ではと思っています。
巻数の表記法につきましては、Help‐ノート:箇条書き#「番号つき箇条書き」の番号の扱いでの議論を見守りたいと思います。できれば今のところこのページでの議論に参加されていない、第三者的な視点でのご意見をいただきたいところです。巻数の表記で感じたことなのですが、ライトノベル関係を主に編集されているKabityuさんと、漫画関係を主に編集されているマクガイアさんとでは視点が異なっていますね。ライトノベルではサブタイトルがあるものが多く巻数ではあまり表記されませんが、漫画では巻数での表記が多いという点での違いが現れているようにも思います。
ISBNの区切りですが、Help:ISBNのリンク#仕組みへのリンクがあればよいのではないでしょうか。漫画単行本の出版社も結構ありますので、すべてを記載するのは難しいでしょう。例としてひとつふたつ挙げる程度ならよいのですが、それ以上ですと絞り込む基準の問題が生じるように思います。--長月みどり 2009年4月22日 (水) 18:38 (UTC)返信
  • 原作者と作画者のように複数の作者がいる場合には、奥付の順序に合わせ「・」(中黒)で区切る。
といった所でしょうか。プラスαという意味ではたとえば「大場つぐみ(原作)・小畑健(漫画)」や「原作:大場つぐみ・漫画:小畑健」と言った形で表紙に記載されている作者の区分を明記するのも親切かもしれませんね。ただ、奥付では原作者と作画者の区分はないですし(手元にあるJCではいずれも「著者」のみ)、書誌情報としては書き込まない形の方がフォーマットとしては一般的かもしれません。
ISBNの例示についてですが、私としましてはCategory:出版社別漫画雑誌にカテゴリがある出版社を想定していました。ただ、おっしゃるようにHelp:ISBNのリンク#仕組みへのリンクで十分な気も致しますし、掲載を強く主張は致しません。--マクガイア 2009年4月23日 (木) 12:09 (UTC)返信
巻数の表記について、つたない説明でおふた方を惑わせてしまったこと、申し訳ありません。相手の視点の違いを踏まえて明解に説明することの難しさもわかり、よい勉強になりました。
マクガイアさんのご提案については、(全 or 既刊○巻)の追加はよい考えだと思います。細かいところになりますが、発売日が記されない場合も考えると、ISBNの前では「、」で区切るのがよいと思います。また(全 or 既刊○巻)の前でも「、」などで区切った方がよいと思います。
ISBNの区切りについては、「区切りの位置は出版物ごとに異なる」と記すだけでは不十分だとわかりましたので、出版社ごとの例示にも賛成します。日本の出版社であれば日本図書コード管理センターの出版社検索で出版者記号が分かるので、これも追加した方がよいでしょうか。--Kabityu 2009年4月23日 (木) 18:28 (UTC)返信
Kabityuさんへ。いえいえ。お気になさらずに。
ISBNにつきましては例示するでよいと思います。例示の対象となる出版社の範囲につきましては、マクガイアさんご提案のものに賛成します。
複数の作者がいる場合につきましては、マクガイアさんが例示された文案でよいと思います。おっしゃるように原作者と作画者の区別を明確にしたほうが読者側の立場を考慮しますと親切でしょうね。ただ、Wikipedia:出典を明記する#書誌情報の実例(和書)の例ではそのようなものは書かれていませんので、こちらにしたがうということになりますと、「原作」や「漫画」などは表記しない、になると思います。
奥付に「著者」としか書かれていないものもあるんですね。『マリア様がみてる』では奥付でも「著者」・「原作」と明確に区別されていました。ただ、この作品はライトノベルが原作の漫画作品でして、ライトノベルを漫画にしたものですから原作者の「重み」といったものがあるように感じます。--長月みどり 2009年4月23日 (木) 18:45 (UTC)返信
> Kabityu
とんでもございません。こちらこそなかなか意図を理解出来ずに申し訳ございませんでした。長月みどり氏の仰るように互いの視点の違い故にという部分が大きかったのだと思いますし、こうしたことはお互い様です。
「、」の区切りについては、」Wikipedia:出典を明記するに照らし合わせましてもご呈示頂いた形の方が適切であると考えます。
ISBNの区分についてはまず一番の問題は私の不注意なのですが、ありがちな間違いかもしれないなと思い提案させて頂きました。出版社検索はすごく便利ですね。是非とも掲載すべきだと思います。これがあるならばCategory:出版社別漫画雑誌の物を全部例示しなくても、「講談社:978-4-06-xxxxxx-x、白泉社:978-4-592-xxxxx-x のように出版社ごとに異なる。」の様な形で2例の例示でも良いかもしれませんね。ある程度まとまったリストがあればそれはそれで便利ですが。
小説等の漫画化作品の場合は、「単独で成り立っている原作作品を作画者が翻訳した作品という位置づけになり、原作者が1次的な著者・作画者が2次的な著者になる」のに対し、最初から漫画で発表される作品の場合は「漫画原作者単独では作品として成り立っておらず、漫画原作者と作画者と合わせて1次的な著者になる」ということだと思います。おそらく原作付き漫画の小説化作品などでは、1次的な作者である漫画原作者と作画者の両者が「原作者」として扱われるのではないでしょうか。
作者区分についてですが、発売日も奥付にない物を記載する方向で話は進んでいますし、同じ補足情報である発売日に合わせて「大場つぐみ(原作)」の形で記載したら良いのではないかなと現段階では考えています。--マクガイア 2009年4月23日 (木) 22:11 (UTC)返信
小説の漫画化作品についてはおそらくそういうことだと思います。たまたま手元にありました『あずきちゃん』のなかよしメディアブックス版(アニメのフィルムコミック)では、漫画では原作者の秋元康と作画者の木村千歌が、アニメ版の奥付部分では「原作 秋元 康・木村千歌」のようにともに原作者として扱われていました。「なかよし編集部・編」と表紙には記載されていますが、奥付にはそのような記載はありません。この場合は、おっしゃるように1次的な作者がともに「原作者」として扱われているように思います。
ただ、原作者が前か作画者が前かという順序は作品にもよるかと思いますし、梶原一騎のような有名な漫画原作者でしたら、原作者のほうが重く扱われるのかもしれません。
作者区分の記載はあったほうが親切ですし、Wikipedia:出典を明記するでの形式に厳格にしたがうという方向でないのでしたら、記載してもよいのではないでしょうか。これまでの案がその文書を基にしていましたので、そのあたりが微妙ですが。--長月みどり 2009年4月24日 (金) 18:20 (UTC)返信
前回申し上げた通りに区分があれば親切と思う反面、慣習通りで良いという事に加えて記事冒頭で必ず触れられているはずの情報であることからあえて書誌情報として触れなくても良いという考え方も出来ますね。どっちもそれなりに利点はあるように思いますし、なかなか悩ましいいですね。--マクガイア 2009年4月26日 (日) 04:09 (UTC)返信
作者区分は書誌情報としても表示するのがむしろ望ましいのではないかと思います。NDL-OPACの書誌情報[14]でも「大場つぐみ原作」「小畑健漫画」と表示されますし、Wikipedia:出典を明記するでも編著や監修は明記されます。そう考えて、「大場つぐみ(原作)・小畑健(漫画)」の形を支持いたします。--Kabityu 2009年4月26日 (日) 14:34 (UTC)返信
Kabityuさんのおっしゃるように、Wikipedia:出典を明記するでは「編著」や「監修」が明記されていますので、「大場つぐみ(原作)・小畑健(漫画)」のような形式で記載するということでよいと思います。なお、順序につきましてはマクガイアさんが提案された、「奥付の順序に合わせる」に賛成します。--長月みどり 2009年4月27日 (月) 18:39 (UTC)返信

巻数表記方法の両論並記

かなり長くなってきましたので節を分けました--マクガイア 2009年5月6日 (水) 02:39 (UTC)返信

コミックスの場合の巻数の考え方に違いがあるようですので、巻数を表記してふつうの箇条書きを用いる書式と、巻数を省略して番号付き箇条書きとする書式と、いずれも利用できるようにする方向で検討いただけませんでしょうか。Wikipedia:出典を明記するでは巻数を表記することになっていますので、原則として巻数を表記してふつうの箇条書きを用い、各巻の巻数が自明であれば巻数を省略して番号付き箇条書きを使用することもできるという位置づけにしたいと考えますが、ご意見があればいただければと思います。--Kabityu 2009年5月2日 (土) 00:11 (UTC)返信

そのような形であれば落とし所として妥当なように思います。
ただ、こうしますと普通の箇条書きでの巻数の表記につきましては別途詰める必要がりますね。私見としましては「巻之一」やら「VOL.1」と言った表紙の表記方法はレイアウトデザインの範疇であり、個別の書誌情報に含める必要は無いと考えています。特に特徴的であるのであれば文中で「巻数表記には大字が使用されている」などのような形で記述すれば良いでしょう。となると奥付に合わせて単に数字だけで「1」や一般的な言い回しとして「第一巻」や「1巻」とかという事になるでしょうか。ただビッグコミックスでは「完結までは『集』が正しい」とか色々と細かい問題を考えると、番号付きをデフォルトとした方が、統一性と言う点で良いのではないかなという気もします。--マクガイア 2009年5月2日 (土) 02:39 (UTC)返信
図書館では標題紙、奥付、背、表紙を書誌情報の情報源としており、表紙の表記方法は一概にレイアウトデザインの範疇とは言えないようです。箇条書きを使う場合の巻名は、特に決まりがなければ「1」または「1巻」の表記でよいと思います。ビッグコミックスの場合の規則は別途提示すればよいですし、「1」の表記であれば少なくとも間違いにはならないと思います。--Kabityu 2009年5月2日 (土) 03:07 (UTC)返信
わたしとしましては番号つき箇条書きでも大きな問題は生じないと考えていますが、「1巻」などと明記したほうが読者側の立場を考えますとより親切ですから、両案併記というかたちに賛成します。
「巻之一」などの表記が正式な書名に含まれるかどうかは判断が難しいところですので、この場合でも「1巻」などの表記でよいのではないでしょうか。特別な巻数の表記を使用している作品の場合は、そのことを記事の中でふれていればそれでよいと思います。--長月みどり 2009年5月2日 (土) 18:09 (UTC)返信
表紙などにある「巻ノ一」などの表記は国立国会図書館でも採用しているもので[15]、書誌の特定にも有用な情報だと考えられます。判断が難しいからと特定の書式に固定するよりも、「巻数は自明であれば省略することもでき、「1巻」などの表記でもよく、表紙などにある表記を用いることもできる」と選択肢を提示して記事編集者に判断を委ねるのがプロジェクトのガイドラインのあり方としてよいのではないかと考えます。--Kabityu 2009年5月2日 (土) 22:25 (UTC)返信
「巻ノ一」などの特別な表記が使用されている場合でも、本文中でそのことにふれられていれば問題はないと判断いたしましたが、おっしゃるように複数の選択肢を用意したほうが柔軟性があってよいかもしれませんね。賛成します。--長月みどり 2009年5月3日 (日) 18:29 (UTC)返信
◆前回の発言に少し補足を。標題紙を情報源とすることは一応私も存じ上げているのですが、例えば『ぱすてる』を『パステル』と書くのは明らかな誤記であるのに対し、巻数の場合では「巻之一」を「1」「(1)」「一巻」「第一巻」「1巻」……等の代用表記で記しても「1番目」である事が分かれば問題とはならず、奥付や新刊リスト等にもこうした表紙とは異なる表記が使用されています。特に奥付はレーベルという上位フォーマットで統一されています。こうした点を考慮に入れまして、(特に漫画では)書名の一部としてよりもレイアウトデザインの範疇と捉えた方が自然であり、現状に合っているのではないかなと言う事です。
「選択肢を提示して記事編集者に判断を委ねるのがプロジェクトのガイドラインのあり方」との御意見に賛同致します。ただそうしますと、「原則○○で、◇◇してもよい」との形ですと「あくまで○○が正規」となりますので、どちらか片方を原則とはせずに並記する形とした方が良いのではないでしょうか。--マクガイア 2009年5月6日 (水) 02:39 (UTC)返信

以前の発言で「番号付き箇条書きで表記した場合、発行日・発売日と合わせ読めば番号が刊行順を表していることは分かると思いますが、巻数であることは分かりにくいように思いますので、巻数を補うのが親切だと思います」とありました。巻数を補うのが親切な例として思い当たるものがありますので挙げておきます。いずれも最終巻に巻数表示がなく、番号付き箇条書きで表記した場合に「第n巻」に相当するが「第n巻」ではないものです(当初は続巻を出す予定がなく、第1巻に「第1巻」と明示されていない例はどうだろう)。御議論の参考になりますでしょうか。

  • 僕のかわいい上司さま小池田マヤ)- 特殊な例ですが、4巻を発行の後、異なる出版社から(5巻目に相当する内容を収録した)「僕のかわいい上司さま 完結編」を発行
  • すーぱータムタム(小池田マヤ)- 同じく特殊な例ですが、3巻を発行の後、異なる出版社から(4巻目に相当する内容を収録した)「すーぱータムタム 完結編」を発行
  • せんせいとわたし(小笠原朋子)- 2巻を発行の後、(3巻目に相当する内容を収録した最終巻の)「せんせいとわたし Wedding!」を発行
  • かいしゃいんのメロディー大橋ツヨシ)- 7巻までと(8巻目に相当する)「かいしゃいんのメロディー 残業編」を発行

--Dabbler 2009年5月6日 (水) 16:08 (UTC)返信

例示された上の2つにつきましては、巻数がタイトルに含まれておらず、出版元も異なるわけですから分けて記述するという方法もあるかと思います。また、下の2つにつきましても、同じく巻数がタイトルに含まれていないため、やはり分けて記述すればよいのではないでしょうか。ですが、ふつうの箇条書きにしたほうがわかりやすいケースのひとつだと思います。
「当初は続巻を出す予定がなく、第1巻に「第1巻」と明示されていない」は、たとえば花とゆめコミックスではわりとありますね。逆に、他のレーベルですが「第1巻」のみでその後刊行されなかった作品もあります。前者であれば重版分には巻数が表記されていることもあるのですが、あくまで「初版本」でなければ問題であるというのでしたら番号つき箇条書きでは微妙なケースになるでしょう。ただ、最新の情報を基準としますと、そういったケースでは巻数が表記されているものが対象になるのでしょうから、番号つきでも問題はそれほどないと思います。後者はたとえ全1巻であっても、巻数の表記がある以上番号つき箇条書きを使用すべきだと考えています。
Kabityuさんはふつうの箇条書きを、マクガイアさんは番号つき箇条書きをそれぞれ使用するのがよいとお考えのようですから、「原則」は含めず、必要に応じていずれの方法でもよいといった文案でしたらまとまりそうな気がしています。--長月みどり 2009年5月6日 (水) 18:48 (UTC)返信
◆上2つについては情報のほとんどが重複しないですし、長月みどり氏も仰っているように分けて記述べき物であると考えます。私であれば具体的には
  • 『僕のかわいい上司さま』芳文社〈レーベル名〉
    1. xxxx年xx月xx日発行、ISBN xx
    2. xxxx年xx月xx日発行、ISBN xx……
  • 『僕のかわいい上司さま 完結編』双葉社〈レーベル名〉xxxx年xx月xx日発行
と言う形にします。下2つにつきましては、奥付で4(または3)という表記があるのであれば、番号付き箇条書きを使う事も検討しますが、ないのであれば私ならば
  • 『せんせいとわたし』芳文社〈レーベル名〉
    1. xxxx年xx月xx日
    2. xxxx年xx月xx日
    • Wedding!. xxxx年xx月xx日
の様な形で記述します。
1巻目に「第1巻」の類いの情報が記載されずに続刊がある場合は、私は番号付き箇条書きを使い、上部で「当初は続刊を予定しておらず1巻初版には巻数表示がない」の様な注意書きを加えますね。結果として全1巻になってしまったケースについては、鉄腕バーディー#書誌情報の旧版で番号付きを使用しています(これも色々と修正しないといけないのですが)。--マクガイア 2009年5月7日 (木) 22:19 (UTC)返信


「情報のほとんどが重複しない」というのが気になるので、『すーぱータムタム』の例から。『すーぱータムタム』は同一誌に連載された一連のストーリーが、前3/4のコミックス化の権利をA社が持ち(現在は期限切れ)、後1/4の権利をB社が持つ不幸な例(A社連載始┠─(A社権利保有)─┼(B社権利保有)┨A社連載終)です。A社コミックスの最終エピソードとB社コミックスのエピソードは連続します。ここで、前回は漫画本体のプロジェクトなので触れませんでしたが、漫画関連商品にまで拡げると、『せんせいのお時間』を原作とするラジオ版ドラマCDは、第1巻(1時間目)から4巻(4時間目)までをC社がリリースし、第5巻(5時間目)以降をD社が巻数を引き継いでリリースしている例があります。漫画本体では、複数の出版社またはレーベルにまたがるような例は大丈夫なんでしょうか。記事化の予定のない個別の件について長くなりました。--Dabbler 2009年5月8日 (金) 11:02 (UTC)返信

「情報のほとんどが重複しない」というのは「書誌情報のほとんどが重複しない」という事で捉えて頂けると助かります。そして私は連載事情等は書誌情報としては考慮に入れる必要は無いと考えます。これは説明する必要がないという事ではなく(むしろ本文中では重要な事です)、書誌情報はあくまで「書籍にたどり着くための情報」であるととらえているためです。今回御例示頂いた例ですと私ならば本文中でその辺の背景事情を説明した上で
  • 『すーぱータムタム』A社〈レーベル名〉
    1. xxxx年xx月xx日
    2. 以下略
  • 『すーぱータムタム』5巻 B社〈レーベル名〉
と言った形にすると思います。
ただ、この場では一般的なフォーマット作るのが目的ですので、特殊な例について個別考慮に入れるのはあまり得策ではないのではないかと思います。--マクガイア 2009年5月8日 (金) 11:59 (UTC)返信

今回は「出版元も異なる」や「情報のほとんどが重複しない」などの表現と合わせて仕切り直しの新シリーズのたぐいと捉えられた感があったことと、数年に1巻の刊行スパンとなるある種のコミックス群で起こり得た諸問題(例3のタイトル変更の理由の一つは、既刊分が在庫切れ・増刷予定なしであったこと)についての疑問がありました。さて、個別の件について話題を飛ばし過ぎました。実りある御議論とプロジェクトのよき発展を期待しております。--Dabbler 2009年5月8日 (金) 17:03 (UTC)返信

文案再提示

「選択肢を提示して記事編集者に判断を委ねる」方向で賛成をいただきましたので、以下に改めてその方向で修正した文案を提示します。どれが原則とはせず各論並立としたつもりです。


既刊書誌情報を記述します。公式発売日以降の書誌のみ記述し、発売予定は記述しないでください

  • [[作者名]] 『書名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、全○巻
    1. xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 0-0000-0000-0
    2. xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 978-0-0000-0000-0
    3. xxxx年xx月xx日発行(同日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 978-0-00-000000-0

[[原作者名]](原作)・[[作画者名]](作画) 『書名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、既刊○巻(xxxx年xx月xx日現在)

  • 1巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 0-0000-0000-0
  • 2巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 978-0-0000-0000-0
  • 3巻、xxxx年xx月xx日発行(同日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 978-0-00-000000-0

Wikipedia:出典を明記するの出典表示方法に準じますが、リストの末尾に句点(。)を記さなくとも構いません。作者名・出版社名など全体を通じて共通する項目については上部に明記することによってリスト内では省略できます。シリーズもののコミックスの場合は書名も上部にまとめ、各巻の巻数はリスト内に記すか、自明であれば番号付き箇条書きを使用して省略もできます。上部には「全○巻」「既刊○巻」の情報も表記し、「既刊○巻」には「現在」の日付として月の第1日または最新刊の発売日を添えるとよいでしょう巻数の情報を記載して下さいください判型を変えて再出版がある場合は、区別を容易とするため判型も記述するとよいでしょう。1冊しか刊行されていないもの(ただし巻数表記があるものは除く)は、発行日やISBNと合わせて1行で記述して構いません。末尾の句点(。)は省略して構いません。なお、ライトノベルの書誌情報の書式についてはWikipedia:ウィキプロジェクト ライトノベル#既刊一覧をご覧ください。

各項目の表記方法を以下に掲示します。

作者名
原作者と作画者のように作者が複数存在する場合は、作者の区分を括弧の中に表記し、奥付での表示順序に合わせて中黒(・)でつなぐ。
書名・巻数巻次
日本語の書名は『』で囲む。各巻の巻数は自明であれば省略することもでき、「1巻」などの表記でもよく、表紙などにある表記を用いることもできる。いずれの場合も、文字サイズや改行まで再現する必要はない。本題と副題のつなぎ方は書誌での表記にならい、特に決まっていなければスペースで区切るだけでよい。
巻数
完結した作品の場合には「全xx巻」、継続中の作品の場合には「既刊xx巻(xxxx年xx月xx日現在)」の形で記述する。既刊の「現在」の日付としては月の第1日または最新刊の発売日が推奨される。原則として1冊で完結している作品に「全1巻」の記述は不要だが、続刊を予定しながら1巻しか発売されなかった作品については必要に応じて付加してもよい。未刊のまま新刊の発行が止まった作品については既刊の絶版を目安として「全xx巻」に記述を変更する。
発行日・発売日
奥付に表示された発行日を記述する。また出版物の記事としての書誌情報の有用性を考慮し、出版社のWebサイトなどで公式発売日が確認できる場合は出典を付けて発売日を表記してよい。発行と発売を区別できるよう、発行日を表記する場合は日付の後に「発行」などを付け、発売日を表記する場合は日付の後に「発売」を付ける。「発行」の記述は実物の奥付の表示(「初版発行」など)に準拠するのが望ましい。
ISBN
Help:ISBNのリンクにより、ISBNは次の通り表記する。
  • 初版発行時にISBNが10桁で与えられた書誌(2006年以前発売)には10桁のものを、13桁で与えられた書誌(2007年以降発売)には13桁のものを表記する(両方が併記されている場合は10桁のものをISBNリンク付きで表記し、13桁のものはISBN-13として併記するが両方をリンクする必要はない)。
  • なるべくハイフンで区切りを入れる。10桁の場合は4つ、13桁の場合は5つの要素に区切られる。区切りの位置は 978-4-06-xxxxxx-x(講談社)、978-4-592-xxxxx-x(白泉社)のように出版社ごとに異なる。日本の出版社であれば日本図書コード管理センターの出版社検索で出版者記号(講談社:06、白泉社:592など)を検索できる。

ご意見のほどよろしくお願いいたします。--Kabityu 2009年5月9日 (土) 00:40 (UTC)返信

これまでの議論が丁寧に反映されていますし、良い案であると思います。ただ2点ほど細かい指摘をさせて頂きます。
1. 作者名の「原作者・作画者が複数存在する場合は」という記述は、「原作者2名・作画者3名という様な状況限定」とも読み取れますので、「原作者と作画者のように作者が複数存在する場合は」としてはどうでしょうか。
2. 情報の階層をはっきりさせるために、
  • [[作者名]] 『作品名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、全○巻
    1. xxxx年
と言う形で最上部も箇条書きに組み込んだ方が良いのではないでしょうか。--マクガイア 2009年5月9日 (土) 03:46 (UTC)返信
ご意見ありがとうございます。1点目についてはご指摘の通りですので修正しました。2点目は以前ご提示いただいたのに見落としてしまい失礼いたしました。箇条書きの組み込みを番号付き箇条書きの使用例に適用してみました。もうひとつの「1巻」と明記する例には箇条書きに組み込まないでよいだろうと思っております。箇条書きを組み込むことによって、番号付き箇条書きを「全○巻」の下層に位置付け、数字が巻数であることを分かりやすくする効果があると以前マクガイアさんからご意見いただいていますが、「1巻」と明記するのならばそのような効果は求められず、また上位下位ともにふつうの箇条書きを用いる場合では上位と下位に同じビュレットが表示され、箇条書きとしてかえって紛らわしくなってしまうように感じられるためです。
また、ウィキプロジェクト ライトノベルで同時並行で提案しておりますライトノベルの書誌情報の書式へのリンクを追加しました。--Kabityu 2009年5月10日 (日) 15:05 (UTC)返信
上の例で言いますと「[[原作者名]](原作)・[[作画者名]](作画) 『作品名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉」という情報は、各巻の箇条書き部分にとっては「重複しているから省略されている情報」ですので、上層に位置する物であると私は考えます。ただ、上の方で長月みどり氏が示された書き方でも箇条書きには組み込まれていませんし、それほどこだわる部分ではないのかもしれません。--マクガイア 2009年5月11日 (月) 13:11 (UTC)返信

既刊巻数に付する(xxxx年xx月現在)について、新刊の発売月でも正確な情報になるように(xxxx年xx月xx日現在)と日まで記述することを推奨したほうがよいとウィキプロジェクト ライトノベルで長月みどりさんよりご提案があり、記事を編集した日付のような恣意的な日付を記事本文中に記すべきでないとの考えから、記述する日付を「月の第1日または最新刊の発売日」として日まで記述することで長月みどりさんと私との間では合意しています。こちらでも「既刊○巻(xxxx年xx月現在)」を「既刊○巻(xxxx年xx月xx日現在)」に改め、記述する日付は月の第1日または最新刊の発売日とする旨を追記する形へ改定したいと考えますがいかがでしょうか。--Kabityu 2009年5月12日 (火) 16:34 (UTC)返信

日付まで明記すると言う点はもっともですので賛成致します。ただ、「○○現在」というのは表現を古くなる事を避けてあくまでその時点での情報であるという事を明示するためのものですので、私は編集した日付である事にはさほど問題はないのではないかなと思います。編集日では何が問題となるのかをもう少しお聞かせ願えませんでしょうか?--マクガイア 2009年5月13日 (水) 13:18 (UTC)返信
脚注のように記事本文と分離されていれば問題ないと思いますが、記事の本文の中に「2009年5月13日現在」とあったときに、読者に2009年5月13日という日付に記事に記すだけの何らかの意味があるような誤解を少なからず与えるおそれがあると考えています。「2009年5月1日現在」であれば月の最初の日付でありそれ以上の意味はないことが読者に伝わり、誤解を与えるおそれを軽減できると考えます。ほかにありうる書き方としては、「2009年5月初め現在」では現在時点がやや曖昧になり、「2009年4月末現在」とするのでは前月を記述することに違和感がある方がいるだろうと思われます。編集する側に対しても、日付を固定することで、新刊発売月でなければ編集の都度日付を更新する必要のある性質のものではない(月ごとに更新すればよい程度である)ことが分かる点も都合がよいかと思います。--Kabityu 2009年5月14日 (木) 22:22 (UTC)返信
御回答ありがとうございます。「編集の都度日付を更新する必要のある性質のものではない事を示せる」との理由はもっともですし、原則的な指針として「1日か発売日」を推奨するというのは良い様に思います。ただ、「日本語を正しく読めない人への配慮」まではする必要はなく、「誤解を与える虞」というのは杞憂ではないかなと思いますので、他の日付を禁止する様な文面は避けたいなと私は考えます。--マクガイア 2009年5月16日 (土) 03:26 (UTC)返信
他の日付を禁止する文面を避けるべきとのご意見はごもっとですので、あくまで推奨と読める形で文案を編集しました。--Kabityu 2009年5月17日 (日) 16:20 (UTC)返信
文案に賛成します。あと、新書判と文庫のように複数の判型で刊行されている場合は、「全○巻」の前に「新書判」などと明記し、初版発行日(発売日)の古いほうを前に記述するということでよろしいのでしょうか。--長月みどり 2009年5月17日 (日) 18:14 (UTC)返信
日付につきましては、現状の形で良いと思います。
で、また細かい点で申し訳ないのですが、書誌情報の雛形としては「作品名」ではなく「書名」の方が良い様な気がしてきました。たとえば奥付が『○○ 完全版』の様な物であれば、作品名は『○○』だけでしょうが、書誌情報としては『○○ 完全版』まで書く方が適切ではないかなと。いかがでしょうか?
長月みどり氏のご指摘の複数の判型で出版されてる場合についてですが、個人的には区別をつけるための情報として早めに提示した方が親切ではないかなと思いますので、以前示しましたように冒頭に記述した方が良いと考えます。ただ、補足的な情報ではありますし、(文庫版全xx巻)の方が良いという支持が集まる様でしたら反対は致しません。--マクガイア 2009年5月19日 (火) 10:41 (UTC)返信
複数の判型で刊行されている場合ですが、
  • [[作者名]] 『作品名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、[[判型]]、全○巻
のような形式にすることを提案いたします。
完全版コミックスですが、奥付の表記に「完全版」が含まれていれば『○○ 完全版』のようにしたほうがよいと思います。最初に刊行された単行本と明確に区別するという点でもそのような表記が望ましいのではないでしょうか。
「書名」ですが、ほとんどの場合「作品名」=「書名」になると思います。ただ、漫画短編集などでは収録されているうちの1作品のタイトルが書名になったり、『○○短編傑作集』のような書名になったりします。このように「作品名」=「書名」とは必ずしもならないケースを考慮しますと、書誌情報では「書名」のほうがより適切かもしれません。
あと、全1巻の場合は、
  • [[作者名]] 『作品名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、[[判型]]、全1巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、ISBN 0-0000-0000-0
のような形式でよろしいのでしょうか? 「全1巻」はこの場合省略してもよいように思いますが、あったほうがわかりやすいでしょうか。--長月みどり 2009年5月19日 (火) 18:39 (UTC)返信
判型については長月みどり氏にご呈示頂いた形が良いように思います。短編集等も考えますとやはり「書名」の方が良さそうですね。
「全1巻」についてですが、「続刊予定の物が結果として全1巻になってしまった」様な場合はあった方が良いでしょうが、続刊の予定がない様なものについては記述しない方が適切であるように思います。「巻」には「one of them」と言ったニュアンスがありますので、分冊を前提としていない物に「全1巻」という表記を使うのは個人的に若干違和感を覚えます。--マクガイア 2009年5月20日 (水) 13:04 (UTC)返信
「作品名」を「書名」と変更してみました。判型の表記については、文庫版であればレーベル名に〈○○文庫〉など文庫名が入ることになり「文庫版」であることは分かるので、さらに判型が「文庫判」であることは必ずしも記さないでもよいとも思います。判型など補足的な情報については詳細に書式を定めるよりも、文案の「上部には……」の文の次に「その他、判型などの情報も場合に応じて記述してください」のような文面を追加するくらいがよいと思います。「全1巻」は発行日、ISBNまで一行で書くのなら省いてよいと思います。--Kabityu 2009年5月20日 (水) 15:44 (UTC)返信
判型ですが、複数の判型で刊行されているケースを想定しています。それらを区別するために新書判なら「新書判」と記述するということです。そのため、「○○文庫」のように文庫判であることが自明であっても、書式を統一するという意味で「文庫判」と記述したほうが望ましいと思います。ひとつの判型でしか刊行されていないのでしたら、省略してかまわないのではないでしょうか。
「全1巻」ですが、「既刊1巻」(続刊の予定あり)と明確に区別するという意味では、記述したほうがよいのではないでしょうか。ただ、Kabityuさんのおっしゃるように、一行で記述するのでしたら番号つき箇条書きもありませんので、「全1巻」を省略してもそうとれそうですし省略してよいと思います。1巻は刊行されたもののその後続刊が刊行されなかったというようなケースでは、「全1巻(未完)」とでも記述したほうがわかりやすいのかもしれません。たとえば、『パンク・ポンク』12巻(てんとう虫コミックス)には「13巻に続く」とあるのですが、13巻以降は刊行されていません。このようなケースで単に「全12巻」と記述することには少し違和感があります。--長月みどり 2009年5月20日 (水) 18:49 (UTC)返信

(インデント戻します)ある程度のメジャーな作品であれば、判型を変えて同名での再出版というのはさほど珍しい事ではありませんし、雛形として触れておいた方が良いのではないかなと思います。「同名の再出版の場合は区別を容易とするため、判型も記述して下さい。」と言った感じでオプションとして位置づけても良いかもしれません。

「巻」を大辞泉で引きますと「何冊か合わせてひとまとまりとなる書籍の、その一つ一つ。」となっていますので、やはり「全1巻」というのは例外的な記述だと思うのです。1巻として発売されながら続刊がなかった物については

  • 『鉄腕バーディー』 小学館〈少年サンデーブックス〉A5判、全1巻
    1. 1996年08月15日発行、ISBN 4-09-124821-7

または

  • 『鉄腕バーディー』第1巻 小学館〈少年サンデーブックス〉 1996年08月15日発行、ISBN 4-09-124821-7、A5判

とし、これがはなから巻数がなく続刊の予定がない物であったのであれば、

  • 『鉄腕バーディー』 小学館〈少年サンデーブックス〉 1996年08月15日発行、ISBN 4-09-124821-7、A5判

ということでよいのではないでしょうか。ISBNは巻毎に個別につくものですので、ISBNが一行内で記述されていれば1冊完結である事は自明であるように思います。

『パンク・ポンク』の様な例は何とも難しいところはあるのですが、旧巻が発売されている間は「既刊xx巻」、絶版になれば「全xx巻」で良いのではないかなと私は考えます(大手出版社であれば、公式で在庫の確認が出来るか否かが一つの目安になるかなと)。どちらの場合であっても書誌情報の上部で「13巻に続くとありながら発売されず、未収録話がある。」と言った注意書きは必要だと思いますが。--マクガイア 2009年5月21日 (木) 10:41 (UTC)返信

書誌を特定する情報としては判型はあまり意味がないと思っています。「完全版」がA5判で刊行されたとして、重要なのは「完全版」であることであって、判型がA5判であることは補足的な情報だと思います。単行本を文庫化して刊行された本であれば、単行本ではなく「文庫版」であることは両者を区別するために重要ですが、判型が新書判ではなく「文庫判」であることは重要な情報ではないと考えます。ですので、判型についてはオプションという位置づけの方がよいと思います。続刊が刊行されなかったケースですが、「既刊xx巻」とするか「全xx巻(未完)」のように表記するかは状況に応じて適宜対応するという感じでよいのではないかと思います。--Kabityu 2009年5月21日 (木) 16:38 (UTC)返信
「絶版」かどうかを基準にするというのはよい案ですね。「全xx巻」というのは、「刊行された単行本は全部でxx冊である」の意味でしょうから、絶版になればそれで全部ということになると考えられますので、絶版になった場合は未完結でも「全xx巻」の表記でよいのではないでしょうか。絶版でない場合は「既刊xx巻」とすることでよいと思います。
1巻しか刊行されなかった場合の記述につきましては、マクガイアさんのご提案の形式に賛成します。細かい点ですが、Wikipedia:表記ガイド#年月日・時間では「08月」といった表記は非推奨のようです。ここは「8月」とすべきではないかと思います。あと判型が最後になっていますが、これはあまり重要な情報ではないということからでしょうか。
わたしとしましては、判型に関してはひとつだけなら省略してよいと考えています。ただ、複数ある場合はそれらを区別するための情報をどこかに記述すべきではないでしょうか。そういった場合に対応できるよう、オプションであっても文面には含めたほうがよいと思います。--長月みどり 2009年5月21日 (木) 19:41 (UTC)返信
私は書誌を特定する情報として判型は直感的に違いが分かりやすく、結構重要な手がかりだと考えます。このように考えるのは
  1. 書名が同じであっても出版社とレーベル名で特定は可能だが、〈ジャンプ・コミックス〉と〈ジャンプコミックスセレクション〉の様に紛らわしいレーベルから再出版される確率が高いため。
  2. 近年流行の「完全版」の場合は奥付表記にも「完全版」が含まれている事も多いが、経験上、書名だけで区別出来るのは例外的である。
という理由からです。国会図書館のOPACにも「形態」として高さがcmで記載されていますし。
場所についてはあまり考えていませんでした。長月みどり氏の 2009年5月19日 (火) 18:39 (UTC)のご提案を冒頭だけ見直して、「[[作者名]] 『作品名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、[[判型]]、全○巻」に日付とISBNを適当に放り込んだというのが実情です。ただ、補足的な情報ではありますし、中に組み込む様な形よりは後ろの方が良い様な気はします。逆に以前も申し上げたように冒頭部で「(A5版)バージョンということで判ではなく版」というのもいいのではないかなとは考えていますが。
巻数につきまいしては
上部には「全○巻」「既刊○巻」の情報も表記し、「既刊○巻」には「現在」の日付として月の第1日または最新刊の発売日を添えるとよいでしょう。
上部には巻数の情報を記載して下さい。
に変更し、表記法法に
巻数
完結した作品の場合には「全xx巻」、継続中の作品の場合には「既刊xx巻(xxxx年xx月xx日現在)」の形で記述する。既刊の「現在」の日付としては月の第1日または最新刊の発売日が推奨される。原則として一冊で完結している作品に「全1巻」の記述は不要だが、続刊を予定しながら1巻しか発売されなかった作品については必要に応じて付加してもよい。未刊のまま新刊の発行が止まった作品については既刊の絶版を目安として「全xx巻」に記述を変更する。
と加えてはどうでしょうか。--マクガイア 2009年5月23日 (土) 05:54 (UTC)返信
判型の優先順位はそれほど高くはないということですね。ご提案の文面はよくまとまっていると思います。
  • 一冊しか刊行されていないもの(ただし巻数表記があるものは除く)は、発行日やISBNと合わせて一行で記述してもよい。
のような文章をどこかに含めるのはいかがでしょう? Wikipedia:出典を明記するでも一冊の場合は一行で記述されていますので、あえて箇条書きにすることもないと思うからです。--長月みどり 2009年5月23日 (土) 20:00 (UTC)返信
文案を適宜整理しつつ巻数の説明部分をマクガイアさんのご提案のように変更しました。判型については推奨の形で記述を追加し、また長月みどりさんの提案された1冊のみの場合の説明を追加してみましたがいかがでしょうか。--Kabityu 2009年5月24日 (日) 15:28 (UTC)返信
上手くまとまっていてよいと思います。あと、発売日の出典ですが、情報源がすべて同じ場合は裸足でバラを踏め#書誌情報のように1か所にまとめて記述してもよいのでしょうか。全巻に脚注をつけますと少し見づらくなるように感じましたので。--長月みどり 2009年5月24日 (日) 18:18 (UTC)返信
これで良いと思います。時間をかけただけありまして、しっかりとまとまっているのではないでしょうか。
『裸足でバラを踏め』の様な記述方法ですが、私は脚注が全く気にならず、「見づらい」という問題意識を共有できていないため、正直なところあまりメリットは感じていません。出典と地の文は明確に分けた方が良いとも考えますので、私ならば<ref name="○○">で脚注自体は一つにまとめても発売日には個別に脚注を付けます。一方で特に問題となる面はないですし、一つの方法としては十分ありだとも思います。ただ、Webを出典とした場合には最終確認日も明記した方がよいと思います。--マクガイア 2009年5月24日 (日) 22:27 (UTC)返信
Wikipedia:出典を明記する#ウェブサイトによりますと閲覧日の記述は必須ではないようですが、脚注には閲覧日も記述するテンプレートが示されていますし、将来リンク切れになったときのことも考えますと、閲覧日を明記したほうがよいように思います。
この記述方法の欠点としましては以下の点が挙げられます。
既に完結している作品でしたらまとめて記述しても問題はそれほどありません。ですが、続刊が予定されている場合は新刊を記述したときに閲覧日の日付を変更しなければなりません。この方法では、既刊すべてを再確認せずに閲覧日のみを変更しますと、実際には新刊以外確認していないのにそれらも確認したことに(見た目では)なってしまいます。それを避けるために、既刊と新刊に分けて複数の記述を行うと脚注方式とあまり変わらなくなります。この点を考えますと、おっしゃるように<ref name="○○">で記述したほうが適切だと思います。--長月みどり 2009年5月25日 (月) 18:36 (UTC)返信
Wikipedia:表記ガイド#仮名書きに従って「下さい」をかな書きに変更し、改めて見直してみると「いずれの場合も、文字サイズや改行まで再現する必要はない。」の文については、これまでの議論で記事編集者に判断を委ねる方向になっていることもあり、あえて述べずともよいと思われたため除去しました。脚注形式の出典については、Wikipedia:出典を明記する#本文中によれば出典を示すために脚注が推奨されており、<ref>◇◇◇◇</ref>を文例に入れておくことで出典が求められることが見た目に分かりやすいのでこのままでよいと思っています。refタグのnameオプションや「Webを出典とした場合には最終確認日も明記した方がよい」といった出典の記述方法については書誌情報に限らず記事全般に関わることであるため、詳しく説明するとしたらここではなくPJ:漫画#記事作成の指針あたりになるかと考えます。--Kabityu 2009年5月27日 (水) 15:22 (UTC)返信

  最新の文案に異論ありませんでしたので、Wikipedia:ウィキプロジェクト 漫画#書誌情報に反映しました。長い議論にお付き合いいただいた皆様に御礼申し上げます。--Kabityu 2009年6月4日 (木) 16:28 (UTC)返信

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