ベンゾール』は、コールタールから作られる揮発性の高い可燃性の液体に付けられた商品名である。この商品はベンゼントルエンキシレンの混合物であり、有毒である [1]。元々は石炭化学の発展により瀝青炭蒸留熱分解)してコークス石炭ガス製造する際の副生成物であった。現在、ベンゾールの大部分は石油化学産業によって生産される。 キャブレターを調整することで自動車の代替燃料として用いられることがあった。

参考文献 編集

  1. ^ Robert Halleux. Cockerill. Deux siècles de technologie. Éditions du Perron. 2002