ペギー・マーチ

アメリカの歌手 (1948-)

ペギー・マーチ(Little Peggy March, 1948年3月8日 - )はアメリカ合衆国歌手である。本名はMargaret Annemarie Battavio。旧名リトル・ペギー・マーチ

2018

バイオグラフィ 編集

14歳の時に1962年にコンテストで優勝したのがきっかけでRCAよりデビュー。当初はリトル・ペギー・マーチとしてアイドル歌手としてデビュー。以後アメリカのみならず、ドイツでも活躍し、日本語の歌も自身のカヴァーのみならず、日本の曲もカヴァーした。特にペトゥラ・クラークの『愛のシャリオ』をカヴァーした『アイ・ウィル・フォロー・ヒム』が大ヒットし、日本語でもカヴァーした。1963年4月、『アイ・ウィル・フォロー・ヒム』は全米シングルチャート(ビルボード・ホット100)の第1位に輝き、当時15歳の彼女は「最年少1位獲得記録」を樹立した(なお、同年、スティーヴィー・ワンダー(当時13歳)に最年少1位獲得記録は更新されたものの、いまだに、最年少1位獲得女性歌手の記録は保持している)。日本では、三木たかし作曲の『忘れないわ』を日本語で歌い好評を得た。

エピソード 編集

久保浩が歌唱しているデビュー曲『霧の中の少女』を日本語でカバーしたことがある[1]

ディスコグラフィ 編集

全盛期時代のシングル 編集

  • アイ・ウィル・フォロー・ヒム(1963)
  • さよなら!初恋
  • プリンセスではないけれど
  • 涙のウエディング・マーチ
  • 恋を教えて
  • いつどんな時でも
  • 可愛いマリア
  • アイ・ラヴ・ユウ・ソー・マッチ
  • 涙にぬれた恋
  • 夢みる17才
  • 想い出のハイデルベルグ
  • 忘れないわ
  • 恋のブン・バカ・バン

日本のみのシングル曲 編集

アルバム 編集

  • 日本語で歌うペギー・マーチ
  • PEGGY MARCH BEST SELECTION
  • MARCH IN JAPAN
  • ペギー・マーチ・ゴールデン・アルバム
  • 1965: In Our Fashion
  • 1965: Tagebuch einer 17-jährigen
  • 1966: Peggy March
  • 1966: Laß mir meine Träume
  • 1967: Hello Boys!
  • 1968: No Foolin’
  • 1970: Meine Welt
  • 1970: Mein Lied für Peggy
  • 1972: Lady Music (2 LPs)
  • 1972: Einmal verliebt – immer verliebt
  • 1973: Für dich
  • 1975: Männer
  • 1976: Costa Brava
  • 1978: Fly Away Pretty Flamingo
  • 1979: Electrifying

企画・ カップリング盤 編集

ハイスクール清純デュエット
ペギー・マーチ:アイ・ウィル・フォロー・ヒム (I Will Follow Him) / 夢の世界 (Dream World)
リタ・パヴォーネ:恋の意気地なし (Come Te Non C'e Nessuno) / わたしの年頃 (Alla Mia Eta')

イタリアカンツォーネ界のアイドル、リタ・パヴォーネとのカップリング。

来日 編集

初来日は1964年の8月で、日劇ウエスタンカーニバルに出演した。その後数回、日本に訪れ、1980年代半ばにはオールディーズ特集としてベルギー出身の歌手アダモとの共演も果たしている。

脚注 編集

関連項目 編集