ホランド鉱
ホランド鉱(Hollandite)は、酸化鉱物の1つである。化学組成は、Ba(Mn4+6Mn3+2)O16で、端成分がバリウム-マンガン(III)のコロナダイトグループである[1]。
| ホランド鉱 | |
|---|---|
 | |
| 分類 | 酸化鉱物 |
| シュツルンツ分類 | 4.DK.05a |
| Dana Classification | 7.9.1.1 |
| 化学式 | Ba(Mn4+6Mn3+2)O16 |
| 結晶系 | 単斜晶 |
| 対称 |
単斜晶 ヘルマン・モーガン記号: (2/m) 空間群: I2/m |
| へき開 | Distinct / Good, Prismatic |
| モース硬度 | 4 - 6 |
| 色 | 銀灰色から灰色 |
| 密度 | 4.95[1] |
| プロジェクト:鉱物／Portal:地球科学 | |
化学組成Ba(Mn4+6Fe3+2)O16の鉱物[2]がインドのマディヤ・プラデーシュ州ジャブア地区のKajlidongri鉱山で初めて発見され[3]、当初ホランド鉱と名づけられたが、2012年に国際鉱物学連合が再分類し、鉄ホランド鉱(ferrihollandite)と改めた。鉄ホランド鉱は、コロナダイトグループで、端成分がバリウム-鉄(III)のものである[1]。
関連項目 編集
出典 編集
- ^ a b c “Hollandite”. Mindat.org. 2022年2月15日閲覧。
- ^ “Archived copy”. 2017年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月1日閲覧。
- ^ “Hollandite” (PDF). Rruff.info. p. 252. 2022年2月15日閲覧。