ホワイト・ドッグ』(White Dog)は、1982年に製作されたサミュエル・フラー監督のサスペンス映画である。

ホワイト・ドッグ
White Dog
監督 サミュエル・フラー
脚本 サミュエル・フラー
カーティス・ハンソン
製作 ジョン・デイヴィソン
製作総指揮 エドガー・J・シェリック
ニック・ヴァノフ
出演者 クリスティ・マクニコル
ポール・ウィンフィールド
バール・アイヴス
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 ブルース・サーティース
編集 バーナード・グリブル
配給 パラマウント映画
公開 日本の旗 1990年11月17日
上映時間 84分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $8,000,000 (概算)
テンプレートを表示

概要 編集

本作は、人種差別にメスを入れたサスペンス映画である。かつて実際に黒人だけを襲う犬が存在しただけに、リアルな恐怖を感じさせられる。ロマン・ガリーの原作『白い犬』を元に本作の脚本が手掛けられた。2020年現在、日本国内でのソフト販売としては、『ホワイト・ドッグ 魔犬』としてDVDが入手できる。

あらすじ 編集

新人女優のジュリー(クリスティ・マクニコル)はある日、帰宅途中に白いシェパード犬を車で轢いてしまう。急いで病院へ連れていき、犬の命にも別状はなかった。けがの手当てをしてやり、犬を自宅に連れ帰るジュリー。ある日、仕事現場に犬を連れていくと、牙をむいてジュリーの共演相手の黒人女優に襲いかかる。日ごろおとなしそうに見えるその犬は、実は黒人だけを襲うことを教えられた攻撃犬“ホワイト・ドッグ”だった。そのことを知ったジュリーは、早速犬を調教場を持つカラザス(バール・アイヴス)の元へ連れていく。そこで働く調教師のキーズ(ポール・ウィンフィールド)は、そのシェパードは人種差別主義者の元で攻撃犬にされたことを知ると、その調教を買って出た。かつてホワイト・ドッグの調教を試みたことがあるキーズだったが、一度も成功したことはなかった。今度こそはと、犬を正常に戻すべく矯正を始めるのだが…。

スタッフ・キャスト 編集

キャスト 編集

スタッフ 編集

外部リンク 編集