ホンダ・アスコットイノーバ

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アスコット イノーバASCOT INNOVA)は、本田技研工業がかつて製造・発売していたセダン型の乗用車である。

ホンダ・アスコットイノーバ
CB3/4/CC4/5型
2.0i イルミネ フロント
2.0i イルミネ リア
(参考)欧州市場向けホンダ・アコード
概要
別名 欧州名:ホンダ・アコード(4代目)
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1992年3月 - 1996年12月[1]
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア ハードトップ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン F20A型:2.0L 直4 SOHC
F20A型:2.0L 直4 DOHC
H23A型:2.3L 直4 DOHC
最高出力 F20A型(SOHC):135PS/5,400rpm
F20A型(DOHC):150PS/6,100rpm
H23A型:165PS/5,800rpm
最大トルク F20A型(SOHC):18.5kgf·m/4,300rpm
F20A型(DOHC):19.0kgf·m/5,000rpm
H23A型:21.5kgf·m/4,500rpm
変速機 4速AT/5速MT
前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,720mm
全長 4,670mm
全幅 標準:1,695mm
2.3L:1,715mm
全高 1,380mm
車両重量 1,230-1,370kg
その他
燃費 2.0L(SOHC):12.6km/L
2.0L(DOHC):11.0km/L
2.3L:10.6km/L
(10・15モード)
生産台数 約3万台
※一部アスコットと合算。[2]
系譜
先代 なし
後継 アスコットに統合
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概要 編集

当時プリモ店の最上級車であったアスコットのスポーツバージョンとして販売された。英国版アコードをベースにしたモデルであるが、[要出典]アコードがサッシュドアを採用しているのに対してサッシュレスのハードトップである点[3]など、デザインには大きく異なる部分もある。同社の埼玉製作所において、アコード・アスコットと同じラインで生産されていた(エンジンは当時の和光工場、完成車は狭山工場)。[要出典]

アコードに搭載されているF20A型エンジン(SOHC・DOHC)に加え、輸出向けプレリュードに搭載されていた[要出典]H23A型エンジンがラインアップされており、2.0Lは5ナンバーながらも、2.3Lは全幅が1,710mmに広げられ全幅と排気量の都合上3ナンバー登録となる[3]

トランスミッションは基本的に4速ATだが、最廉価グレードの2.0i・Cのみ5速MTを搭載。車台を共用していた当時のアコード・アスコットと同様に、メーカーオプションとして4WSも用意されていた[3]

グレード構成 編集

  • 2,000cc SOHC F20A型 直4 135PS
    • 2.0i・C
    • 2.0i
    • 2.0i・4WS
    • 2.0i イルミネ
  • 2,000cc DOHC F20A型 直4 150PS
    • 2.0Si
    • 2.0Si・4WS
  • 2,300cc DOHC H23A型 直4 165PS
    • 2.3Si-Z
    • 2.3Si-Z・4WS
    • 2.3Si-Z・TCV
    • 2.3Si-Z・TCV・4WS

初代 CB3/4/CC4/5型(1992-1996年) 編集

車名の由来 編集

  • 「イノーバ」とは革新的・刷新を意味するイノベーション(INNOVATION)の略。

キャッチコピー 編集

  • 発売初期:ハードトップイノベーション ~美しく・広く~

取扱販売店 編集

脚注 編集

  1. ^ アスコットイノーバ”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月21日). 2020年1月21日閲覧。
  2. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第17号19ページより。
  3. ^ a b c d e 流麗なスタイルで快適な居住性の新しいハードトップ「アスコット イノーバ」”. www.honda.co.jp. 2023年5月13日閲覧。
  4. ^ Honda | クルマ製品アーカイブ 「アスコット イノーバ」”. www.honda.co.jp. 2023年5月13日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集