ホンダ・HR412E
ホンダ・HR412Eは、本田技研工業が2012年に投入した世界ツーリングカー選手権(WTCC)用のエンジンである。HR412Eとは「Honda Racing 4気筒 2012年 Engine」の意味である。
概要 編集
国際自動車連盟(FIA)は、世界ツーリングカー選手権(WTCC)および世界ラリー選手権(WRC)に参戦するスーパー2000車両のレギュレーションを変更し、2011年より搭載するエンジンを1.6L 直噴 ターボ(1.6L DI T/C)に変更した。HR412Eは、2012年シーズン途中よりWTCCに参戦するために、本田技術研究所で専用に設計されたエンジンである。しかし、専用設計ではあるが各部の諸元はレギュレーションにより詳細に規定されているため、他社製エンジンとの性能差の確保は難しい。