マイナー・スレット(稀にマイナー・スレートとも、MINOR THREAT)は、1980年に結成され、ワシントンD.C.を中心に活動したハードコア・パンクバンド。のちのハードコアシーンに大きな影響を与えた。

MINOR THREAT』(1981年)

バイオグラフィ 編集

  • 1981年6月にファーストEPMINOR THREAT』を、12月にセカンドEP『IN MY EYES』をリリースした後に一度解散。
  • 1983年に、スティーブ・ハンセンがベーシストとして加入し、ブライアン・ベイカーがギタリストに転向、ツインギター体制となる。サードEP『OUT OF STEP』をリリース。
    • 9月にライブを行い、解散。解散後に、EP『SALAD DAYS』をリリース。

メンバー 編集

ストレートエッジ思想の原点とされる人物。
マイナー・スレット解散の後、エンブレイスを経て1987年Fugaziを結成。
なお、イアンが設立したレーベル「Dischord Records」は、ハードコアシーンで最も重要なレコードレーベルの一つになっている。
ダグ・ナスティを結成した後に、バッド・レリジョンに加入。

作品 編集

  • コンプリート・ディスコグラフィ - Complete Discography (1989年)
    • ほぼ全ての音源が収録されたアルバム。1から10曲目までは『マイナー・スレット』から、11から14曲目までは『イン・マイ・アイズ』から、15から23曲目までは『アウト・オブ・ステップ』から、24から26曲目までは『サラダ・デイズ』からの収録曲となっている。
  • ファースト・デモ・テープ - First Demo Tape (2003年)
    • 結成して二ヵ月後に録音されたというデモテープの音源をリマスターした作品。当時、このデモテープはメンバーの意向で世に出なかったという。