マイ・シスター・アイリーン (1955年の映画)
『マイ・シスター・アイリーン』(My Sister Eileen)は、1955年(昭和30年)製作・公開、リチャード・クワイン監督の長篇ミュージカル映画である。
マイ・シスター・アイリーン | |
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My Sister Eileen | |
監督 | リチャード・クワイン |
脚本 |
ブレイク・エドワーズ リチャード・クワイン 原作戯曲 ジョセフ・フィールズ ジェローム・チョドロフ |
原作 | ルース・マッケニー |
製作 | コロムビア映画 |
製作総指揮 | フレッド・コールマー |
出演者 |
ジャネット・リー ジャック・レモン |
音楽 | ジョージ・ダニング |
撮影 | チャールズ・ロートン・Jr |
編集 | チャールズ・ネルソン |
配給 | コロムビア映画 |
公開 | 1955年9月22日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 ポルトガル語 |
略歴・概要
編集1940年(昭和15年)12月26日、ブロードウェイのビルトモア劇場(現在のサミュエル・J・フリードマン劇場)で初演された、ルース・マッケニーの小説を原作としたジョセフ・フィールズとジェローム・チョドロフの戯曲『マイ・シスター・アイリーン』が原作である。監督のリチャード・クワインは当時は俳優で、初演の舞台にフランク・リッピンコット役で上がっており、舞台の2年後の1942年(昭和17年)9月24日に公開されたアレクサンダー・ホール監督による初の映画化の際にも、リッピンコット役で出演している。本作はその本格リメイクである。
本作のコレオグラファーはロバート・フォッシー、のちに映画監督になるボブ・フォッシーで、本作にも俳優として、かつてクワインが演じたリッピンコット役を演じている。ロケーション撮影をニューヨークで敢行したほか、カリフォルニア州ロサンゼルスの北部、バーバンクのコロムビア/ワーナー・ブラザース牧場でも行なった。
本作は、1955年(昭和30年)9月22日、全米で封切られ、フランスでは1年後の1956年(昭和31年)8月29日にパリで公開されている。本作を公開時にパリで観た、当時長篇デビュー前ののちの映画監督のジャン=リュック・ゴダールが、映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』誌上で発表した「1956年のベストテン」に本作を第10位にランクインさせている[1]。日本では、当時公開されなかったが、コロンビア映画の版権を保有するソニー・ピクチャーズエンタテインメントが2005年9月28日、2009年6月24日にDVDとして発売した。
スタッフ・作品データ
編集- 監督 : リチャード・クワイン
- 原作 : ルース・マッケニー
- 原作戯曲 : ジョセフ・フィールズ / ジェローム・チョドロフ
- 脚本 : ブレイク・エドワーズ / リチャード・クワイン
- 撮影 : チャールズ・ロートン・Jr
- 美術 : ウォルター・ホルシャー
- 装飾 : ウィリアム・キアーナン
- 音楽 : ジョージ・ダニング
- オーケストレーション : アーサー・モートン
- コレオグラファー : ボブ・フォッシー
- プロデューサー : フレッド・コールマー
- 形式 : テクニカラー - 35ミリフィルム(シネマスコープ 2.55:1) - 4トラックステレオ録音
- ジャンル : 長篇劇映画
キャスト
編集関連事項
編集関連書籍
編集- My Sister Eileen, Ruth McKenney, Harcourt, Brace, 1938 / Reprint Services Corp, 1993 ISBN 0781253888
註
編集- ^ Les Cahier du Cinema, Numero 67, Janvier 1957, 1957年1月号。