マツダ・エチュード
エチュード (Etude) は、かつてマツダが日本国内専用車種として製造・販売していたハッチバッククーペ型普通乗用車(スペシャルティカー)である。南アフリカ共和国ではファミリアがエチュードの名称で販売されている。
マツダ・エチュード BFMP/BFSP型 | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 1987年1月 – 1990年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 3ドアハッチバッククーペ |
エンジン位置 | フロント横置き |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
B6型 直4 1.6L DOHC B5型 直4 1.5L SOHC |
最高出力 |
1.6L 110PS/6,500rpm 1.5L 76PS/6,000rpm |
最大トルク |
1.6L 13.5kgm/4,500rpm 1.5L 11.4kgm/3,500rpm |
変速機 | 4速AT/5速MT |
サスペンション | |
前 | 独立型コイル付マクファーソンストラット |
後 | 独立型コイル付ストラット |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,400mm |
全長 | 4,105mm |
全幅 | 1,645mm |
全高 | 1,355mm |
車両重量 | 980kg |
その他 | |
総生産台数 | 約1万台 |
系譜 | |
先代 | マツダ・ファミリア |
後継 |
マツダ・ファミリアアスティナ ユーノス・プレッソ オートザム・AZ-3 |
概要 編集
1987年1月、5代目BF型ファミリアをベースとしたスペシャルティクーペとして発売。ボディ形状はファミリア3ドアハッチバックより全長が若干長く全高が低い3ドアハッチバックで、フラッシュサーフェス化されたサイドからリアにかけての造形が特徴である。発売当初のエンジンは排気量1.6リットル (L)、DOHC、16バルブ、EGI、110馬力 (PS) のB6型のみである。CMにクリス・レアの「オン・ザ・ビーチ」を用いた。
1988年3月、排気量1.5L SOHC8バルブ 電子制御シングルキャブレターのB6型エンジン(76PS)を搭載した「Sa」を追加。
ファミリアは1989年に6代目BG型へフルモデルチェンジするが、エチュードはBF型ベースのままで1990年まで継続販売された。後継はファミリアアスティナ。