マリア・ピア橋(ポルトガル語:Ponte Maria Pia)は、ポルトガルポルトにある鉄道橋で、ドウロ川(ドール川)に架かっている。

マリア・ピア橋
マリア・ピア橋
基本情報
ポルトガル
所在地 ポルト
交差物件 ドウロ川
設計者
施工者
ギュスターヴ・エッフェル
建設 1877年
座標 北緯41度8分23.334秒 西経8度35分49.336秒 / 北緯41.13981500度 西経8.59703778度 / 41.13981500; -8.59703778
構造諸元
形式 アーチ橋
材料 錬鉄
全長 353m
最大支間長 160m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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ギュスターヴ・エッフェルが設計を担当し1877年に建設された。錬鉄製の2ヒンジアーチ橋リスボン行きの鉄道路線を渡している。水面からの高さは60mである。この橋の建設目的は路線を12km短縮することだった。1875年の競作にエッフェルが提出した設計は最もコストが低く、2位のプランと比べると31%も安かった。建設は1876年1月5日に始まり1877年11月4日に完了した。メインスパンは160mで当時最大だったミシシッピ川のイーズ橋(スパン156m)を追い抜いた。橋の開通式はルイス1世によって行われ王妃マリア・ピア・デ・サボイアの名を取ってマリア・ピア橋と名付けられた。

1991年エドガル・カルドーゾによるサン・ジョアン橋(Ponte de São João)が開通し、マリア・ピア橋は役目を終えた。