マリー、もうひとつの人生

マリー、もうひとつの人生』(マリーもうひとつのじんせい、La Vie d'une autre)は2012年フランスベルギールクセンブルク合作のロマンティック・コメディ映画。監督はシルヴィー・テステュー、出演はジュリエット・ビノシュマチュー・カソヴィッツなど。運命の男性と出会って一夜を共にした翌朝、目覚めると15年先の世界にタイムスリップしてしまっていた女性を描いている[3]。原作はフレデリック・デゲルフランス語版の小説『La Vie d’une autre』。

マリー、もうひとつの人生
La Vie d'une autre
監督 シルヴィー・テステュー
脚本 シルヴィー・テステュー
クレール・ルマレシャル
原作 フレデリック・デゲルフランス語版
La Vie d’une autre
製作 エマニュエル・ジャクリーン
ミシェル・ペタンフランス語版
ロラン・ペタンフランス語版
エマニュエル・ラカズ
出演者 ジュリエット・ビノシュ
マチュー・カソヴィッツ
音楽 アンドレ・ジェジュクフランス語版
撮影 ティエリー・アルボガスト
編集 ヤン・マルコール
製作会社 Dialogues Films
ARP
Numéro 4 Production
配給 フランスの旗 ARP Sélection
公開 フランスの旗 2012年2月15日
上映時間 98分
製作国 フランスの旗 フランス
ベルギーの旗 ベルギー
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク
言語 フランス語
製作費 €6,201,593[1]
興行収入 フランスの旗 $2,785,802[1][2]
世界の旗 $3,216,359[2]
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日本では劇場未公開だが、2014年2月2日にWOWOWで放送された[4]

ストーリー 編集

マリーは26歳の誕生日に出会った漫画家志望の青年ポールと恋に落ち、一夜を共にする。幸せな気持ちで朝を迎えると、そこは見覚えのない豪華マンションのベッドルームだった。戸惑うマリーは、今日がポールと出会った日から15年後の2011年の誕生日であり、既にポールと結婚し、2人の間に生まれた幼い1人息子アダムと3人で暮らしていることを知る。マリーは慌てながらも何とかその生活に適応しようと奮闘するが、41歳になったマリー本人にも、15年の間に大きな変化があった。マリーはポールの父ディミトリの会社で大成功を収め、やり手の女性経営者として「女帝」とまで言われる存在になっていたのである。しかしその一方で家庭よりも仕事を優先し、かつての親友フロランスとは絶縁、実家とも疎遠、更には会社の部下と不倫関係にあり、夫ポールに離婚を言い出していた。自分自身のあまりの変化に愕然としつつも、マリーはポールの愛を取り戻そうとし、ポールも15年前に出会った当時のままのマリーを受け入れようとするが、5年前の彼女の裏切りをどうしても許せない。マリーはポールとの離婚を受け入れ、ディミトリからロンドン支社を任されることになる。マリーはポールにこれまでの15年間を忘れて欲しいと涙ながらに詫び、改めてポールへの愛を告白する。その夜、マリーとポールは激しく愛し合う。

キャスト 編集

作品の評価 編集

アロシネによれば、フランスの20のメディアによる評価の平均点は5点満点中2.4点である[5]

出典 編集

  1. ^ a b La Vie d'une autre (2012)” (フランス語). JPBox-Office. 2021年10月13日閲覧。
  2. ^ a b Another Woman's Life” (英語). Box Office Mojo. 2021年10月13日閲覧。
  3. ^ マリー、もうひとつの人生”. WOWOW. 2021年10月13日閲覧。
  4. ^ 2014年2月 月間番組表” (PDF). WOWOW. 2014年2月2日閲覧。
  5. ^ Critiques Presse pour le film La Vie d'une autre” (フランス語). AlloCiné. 2021年10月13日閲覧。

外部リンク 編集