マーク・レイン (ソフトウェアエグゼクティブ)
マーク・エー・レイン（Mark A. Rein）はカナダの起業家であり、コンピュータゲームとソフトウェア開発会社Epic Gamesの副社長[1][2][3]。また、NHLのカロライナ・ハリケーンズの共同オーナーでもある[4]。
マーク・レイン Mark Rein | |
|---|---|
.jpg) | |
| 国籍 |
 カナダ |
| 雇用者 | Epic Games |
レインは、会社の進捗状況を頻繁に評価することで知られている。また、雑誌『Game Developer』で月に一度、Unreal Engineの状態に関する短い更新情報を提供している。彼はカナダのオンタリオ州トロントで育ったが、現在はアメリカのノースカロライナ州ローリーに住んでいる[5]。
キャリア 編集
レインが最初にコンピュータゲーム業界に関与したのは、当時id Softwareで勤務していたジョン・ロメロと接触した時である。レインは以前の『Commander Keen』ゲームのファンであったので、ロメロは当時開発中だった『Commander Keen 4』をテストプレイさせた。その後、レインはidのビジネス面を担当するために「仮の社長」として起用された。その後、FormGenと『Commander Keen』の小売ゲーム『Commander Keen in Aliens Ate My Babysitter』を発売するための契約交渉を行った。このidとのビジネス関係は、『Spear of Destiny』（同作も彼は『Wolfenstein 3D』の小売版として交渉した）まで続いた。Wolfenstein 3Dの開発中、彼は他のスタッフと意見の相違があったため、後にidから解雇された。また彼は後にidの元ビジネスマネージャーのジェイ・ウィルバーによってEpicに入社し、そしてレインのidへの関与は『Masters of Doom』という本で簡単に触れられていることを意味する[6]。
脚注 編集
- ^ Chidley (1997年2月17日). “Intel Unveils New MMX Pentium Chip”. Maclean's. The Canadian Encyclopedia. 2014年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月22日閲覧。
- ^ Kohler (2007年2月5日). “Interview: Epic's Mark Rein”. Wired. Condé Nast. 2014年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月22日閲覧。
- ^ Stuart (2008年1月30日). “The Mark Rein interview”. The Guardian. Guardian Media Group. 2014年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月22日閲覧。
- ^ Makuch (2013年2月28日). “Epic Games co-founder buys stake in NHL team”. GameSpot. CBS Interactive. 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月27日閲覧。
- ^ Preston (2014年2月28日). “Hurricanes Welcome New Investors. Mark and Tara Rein, Chuck Hammel join Peter Karmanos Jr.'s ownership group”. Carolina Hurricanes. 2014年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月27日閲覧。
- ^ Kushner, David (2003). Masters of Doom: How Two Guys Created an Empire and Transformed Pop Culture. United States: Random House. ISBN 978-1-58836-289-6. オリジナルの17 April 2016時点におけるアーカイブ。 2014年12月22日閲覧。
外部リンク 編集
- マーク・レイン (@MarkRein) - X（旧Twitter）