マーサの幸せレシピ』(原題: Bella Martha, 英題: Mostly Martha)は、2001年公開のドイツ映画

マーサの幸せレシピ
Bella Martha
監督 ザンドラ・ネッテルベック
脚本 ザンドラ・ネッテルベック
製作 カール・バウムガートナー
クリストフ・フリーデル
出演者 マルティナ・ゲデック
セルジオ・カステリット
マクシメ・フェルステ
音楽 キース・ジャレット
アルヴォ・ペルト
デヴィッド・ダーリング
撮影 ミヒャエル・ベルトル
編集 モーナ・ブロイアー
配給 日本の旗 アミューズピクチャーズ
公開 ドイツの旗 2002年4月18日
日本の旗 2002年11月16日
上映時間 105分
製作国 ドイツの旗 ドイツ
 オーストリア
イタリアの旗 イタリア
スイスの旗 スイス
言語 ドイツ語
イタリア語
興行収入 $9,852,022[1]
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ストーリー 編集

ハンブルクで料理人として店を切り盛りするマーサ。料理の腕はかなりのものだが、客に対しても自分の考えは曲げずやや頑固者。精神科のカウンセリングに通っている。もうすぐ産休に入る女性料理人がいるため、店長がイタリア人料理人であるマリオを雇った。マーサはマリオに主導権を奪われるのを恐れ、一方的にライバル視する。

そんなある日、マーサの姉クリスティンが交通事故で亡くなり、彼女の子どもである姪のリナを引き取る。リナは心を開かず、食事を取ろうとしない。マーサはマリオに協力してもらい、居所が分からなくなっていたリナの父親であるイタリア人のジュゼッペの住所を突き止め、クリスティンの死を知らせリナを迎えに来て欲しい旨の手紙を送る。

雇った子守ともうまくいかず、リナから目が離せないマーサは自分の店の調理場へリナを連れて出勤する。マリオがリナに気づくと、自慢のパスタ料理を作りを披露し、リナの前で美味しそうに食べる。マリオを見て食欲が湧いたのか、無我夢中で食べ始めるリナ。それを見たマーサは、マリオに対する考えを改め、料理人としても、異性としても意識し始める。やがてリナはマリオを慕い、一緒に仲良く料理をするようになる。

マーサとマリオとリナが食事を共にしていたある日、マーサの家にジュゼッペがリナを引き取りに現れる。リナを引き渡すが、しばらくするとマーサはリナのことが心配で居ても立っても居られなくなり、マリオと一緒にリナが暮らすイタリアのジュゼッペの家に向かう。ジュゼッペには新しい妻子がいて、馴染めないでいたリナは、マーサとマリオが来て喜ぶ。マーサ、マリオ、ジュゼッペ、ジュゼッペの妻は握手をし、マーサとマリオがリナを引き取る。後にマーサとマリオは結婚し、物語は終わる。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
マーサ(ドイツ語の発音ではマルタ) マルティナ・ゲデック 萩尾みどり
マリオ セルジオ・カステリット 江原正士
サム ウルリク・トムセン 内田直哉
リナ マクシメ・フェルステ 南里侑香

主な受賞 編集

リメイク 編集

2007年にハリウッドで『幸せのレシピ』として公開(主演はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。

参考文献 編集

  1. ^ Mostly Martha”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年4月3日閲覧。

外部リンク 編集