ミザリー・シグナルズ: Misery Signals)はアメリカおよびカナダ出身のメタルコアバンド変拍子やチャグを取り入れたリフブレイクダウンといった要素の中に、哀愁的なメロディを引き立たせたサウンドを特徴とし、「メタルコアの究極形」とも形容される。影響を受けたバンドのひとつにメシュガーを挙げている[1]

ミザリー・シグナルズ
Misery Signals
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ウィスコンシン州, ミルウォーキー
カナダの旗 カナダ
アルバータ州, エドモントン
ジャンル メタルコア
プログレッシブ・メタル
メロディック・ハードコア
活動期間 2002年 - 現在
レーベル フェレット(Ferret)
ベーシック(Basick)
共同作業者 7エンジェルズ・7プレイグス
メンバー ジェシー・ザラスカ
ライアン・モーガン
ブランデン・モーガン
ステュアート・ロス
カイル・ジョンソン
旧メンバー カール・シューバック
ジェフ・オースト
グレゴリー・トーマス
ケント・レン

略歴 編集

2002年に7エンジェルズ・7プレイグスとCompromiseのメンバーによって結成される。当初、ヴォーカリストのJesseは両方のバンドに務めていたが、Compromiseのメンバーが事故に巻き込まれ、その内の2名が帰らぬ人となってしまった。その後バンド名を変えミザリー・シグナルズが始動した。

2003年にEPをレコーディング。4度のアメリカ・ツアーの後、Ferret Music (en: Ferret Music)と契約し、デヴィン・タウンゼンドのプロデュースのもと、1stアルバム"Of Malice and the Magnum Heart"を発表。このタイトルはCompromiseのメンバーが遺した詩からつけたという。

2005年にエクストリーム・ザ・ドージョーで初来日を果たす。その後Jesseが脱退し、オーディションによってKarl Schubachが選ばれ、2ndアルバム"Mirrors"よりボーカルを務める。[2]

2008年には再びデヴィン・タウンゼンドをプロデューサーに迎え、3rdアルバム"Controller"を発表。改めて洗練された感情表現を目指した[3]

2009年のPump Up The Volume Festで再来日。

2013年、4thアルバム"Absent Light"を発表。

2014年、1stアルバム発売から10周年を記念して"Malice X Tour"を行うことを発表。

2020年、約7年ぶりの新作となる5thアルバム"Ultraviolet"を発表[4]

メンバー 編集

現メンバー 編集

  • ジェシー・ザラスカ Jesse Zaraska - ボーカル (2002年 - 2006年、2014年 - 現在)
  • ライアン・モーガン Ryan Morgan - ギター (2002年 - 現在)
  • ステュアート・ロス Stuart Ross - ギター (2002年 - 2010年、2014年 - 現在)
  • カイル・ジョンソン Kyle Johnson - ベース (2002年 - 2010年、2013年 - 現在)
  • ブランデン・モーガン Branden Morgan ドラム (2003年 - 現在)

旧メンバー 編集

  • カール・シューバック Karl Schubach - ボーカル (2006年 - 2014年)
  • ジェフ・オースト Jeff Aust - ギター (2002年)
  • グレゴリー・トーマス Gregory Thomas - ギター (2011年 - 2014年)
  • ケント・レン Kent Wren - ベース (2011年 - 2013年)
  • スコット・ヴォーゲル Scott Vogel -ドラム (2002年 - 2003年)

タイムライン 編集

ディスコグラフィー 編集

アルバム 編集

EP 編集

  • ミザリー・シグナルス Misery Signals (2003年)

脚注 編集

外部リンク 編集