ミシェル・ゴードリー(Michel Gaudry、1928年9月23日フランスウー - 2019年5月29日サン=ロー)はフランスのジャズコントラバス奏者[1]

生涯 編集

ゴードリーは子供の頃、クラリネットピアノを学んでおりその後にコントラバス奏者に転向した。ジュネーブ音楽院で学んだ後、彼はミシェル・ハウザーMichel Hausser)と共演し、1955年にプロコントラバス奏者としてのキャリアをスタートさせた。 この後1950年代の後半、彼はビリー・ホリデイクウェンティン・ジャクソンQuentin Jackson)、カーメン・マクレエアート・シモンズArt Simmons)との共演を果たした。

1960年代初頭には活動がさらに本格化し、エレック・バックシックElek Bacsik)、ケニー・クラークソニー・クリスステファン・グラッペリバド・パウエルスタッフ・スミス、そしてビリー・ストレイホーンなどと共演する一方で、ジャック・ディーヴァルJack Diéval)のグループでも活動を行った。

1970年代に入ると、ジェラール・バディーニGérard Badini)のグループであるスイング・マシーン(Swing Machine)と共演し、ニースのグランデ・パレード・デュ・ジャズGrande Parade du Jazz)でも定期的にパフォーマンスをしていた。

1980年代にはジミーオーウェンズJimmy Owens (musician))とアーヴィン・ストークスIrvin Stokes)と共演した。

晩年には、第二次世界大戦ノルマンディー占領の歴史の研究に専念したといわれている。

脚注 編集

  1. ^ Jazz au Trésor : hommage à Michel Gaudry”. France Musique (2019年6月3日). 2021年10月1日閲覧。

参考文献 編集