ミシェル=リー・アイ

トリニダード・トバゴの陸上競技選手

ミシェル=リー・アイ(Michelle-Lee Ahye[2][3]1992年4月10日 - )は、短距離走を専門とするトリニダード・トバゴ陸上競技選手。2018年コモンウェルスゲームズの金メダリストである。

ミシェル=リー・アイ
Michelle-Lee Ahye
Portal:陸上競技
選手情報
国籍 トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ
競技 陸上競技
種目 100 m, 200 m
生年月日 (1992-04-10) 1992年4月10日(32歳)
生誕地 トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ ポートオブスペイン
居住地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン
身長 1.68 m (5 ft 6 in)[1]
体重 59 kg (130 lb)
コーチ担当者 エリック・フランシス
100m 10秒82(ポートオブスペイン、2017年)
200m 22秒25(ポートオブスペイン、2016年)
獲得メダル
女子陸上競技
トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ代表
世界選手権
銅メダル - 3位 2015 北京 4×100mR
コモンウェルスゲームズ
金メダル - 1位 2018 ゴールドコースト 100 m
パンアメリカン競技大会
銀メダル - 2位 2019 リマ 100 m
CAC選手権英語版
金メダル - 1位 2011 マヤグエス 4×100 mR
NACAC選手権英語版
銅メダル - 3位 2015 コスタリカ 100 m
パンアメリカンジュニア選手権英語版
金メダル - 1位 2011 ミラマー 100 m
アメリカ大陸代表
コンチネンタルカップ
金メダル - 1位 2014 マラケシュ 4×100 mR
銀メダル - 2位 2014 マラケシュ 100 m
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2011年世界陸上競技選手権大会では女子4×100mリレーのメンバーの1人として出走し、予選で42秒50のトリニダード・トバゴ新記録の樹立に寄与した[4]

経歴 編集

首都ポートオブスペインの生まれであるが、母のラクエル・アイ(Raquel Ahye)とともにカレネージ英語版に住んでいた。国立カレネージ女子小学校で走る才能が開花し、体育のアコウェ先生(Ms. Akowe)の指導を受けた。ミロ競技大会(Milo Games)で更なる成長を遂げ、同世代の中で最高の選手の1人になった[5]

2013年と2014年にトリニダード・トバゴ陸上競技選手権大会で100mの覇者となった。2013年にはトリニダード・トバゴ代表としてモスクワ世界選手権に出場した。2014年にはソポト世界室内選手権に出場し、60m決勝で6位となり、トリニダード・トバゴ記録を更新する7秒10をマークした。同年の屋外大会では13大会中12大会で優勝し、自己ベストの10秒85をマークし、Track & Field Newsのランキングで世界3位に位置付けられた。例えば7月3日のアスレティッシマを10秒98で制し、7月12日のグラスゴーグランプリでは11秒01でシェリー=アン・フレーザー=プライスに勝利した。9月13日のIAAFコンチネンタルカップではアメリカ大陸代表として出場し、2位に入った[6]

2018年コモンウェルスゲームズでは、トリニダード・トバゴの女子選手として初めて金メダルを獲得した。2020東京オリンピックの100mでは、準決勝でシーズンベストの11秒00(10秒993)をマークし、記録による決勝進出の可能性があったが、0秒001差でダリル・ネイタが決勝に進み、アイは準決勝8位で競技を終えた[7]

アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン在住で、エリック・フランシスのコーチングの下、ステラ・アスレティックスに所属している[8]。アイはレズビアンであることを公表しており、長年連れ添った女性と結婚している[9][10]

主な国際大会成績 編集

大会 会場 結果 種目 補足
2018年 コモンウェルスゲームズ   オーストラリアゴールドコースト 1位 100 m 11秒14

脚注 編集

外部リンク 編集