ミッリイェト(Milliyet)はトルコ日刊紙である。発行部数は約182,989部(2011年)。「ミッリイェト」とは「国民性」を意味する。

ミッリイェト(Milliyet)
種別日刊紙
判型ブランケット判
所有者Demirören - Karacan ortak girişimi
編集者Tayfun Devecioğlu
設立1944年
本社所在地トルコの旗 トルコイスタンブール
発行数182,989(2011年)[1]
ウェブサイトwww.milliyet.com.tr

中道左派世俗主義的な編集方針である。

概要 編集

ミッリイェト紙は1950年5月3日イスタンブールにて創刊された。

1980年10月6日にはミッリイェト紙の経営は創業者のカラジャン一族の手を離れ、ドーアン・メディア・グループを率いるアイドゥン・ドーアンに移った。2011年4月にはDKコーポレーションに買収された[2]

記者の殺害 編集

1979年2月1日、当時ミッリイェト紙の編集長を務めていたアブディ・イペクチが、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世を銃撃したことで知られる極右活動家のメフメト・アリ・アジャに殺害された。イペクチは政教分離原則を支持し、ギリシャとの対話と和平を提唱し、同様にトルコにおけるマイノリティーの人権を擁護していた。

イペクチの名は現在、アブディ・イペクチ・スタジアムとして残っている。

脚注 編集

外部リンク 編集