1972年ミュンヘンオリンピックのバスケットボール競技

1972年ミュンヘンオリンピックのバスケットボール競技は(1972ねんミュンヘンオリンピックのバスケットボールきょうぎ)、1972年8月27日から9月9日まで、西ドイツミュンヘンで開催された1972年ミュンヘンオリンピックにおける、バスケットボール競技の詳細である。

この大会でソ連が初の金メダルを獲得し、バスケットボールが正式種目となって以来続いていたアメリカの連覇に終止符を打った。米ソ対決となった決勝戦はいったんアメリカの勝利で終了かと思われたが、審判の裁定により試合時間残り3秒まで時間が戻されて、アレクサンドル・ベロフのゴールが決まって51-50でソ連が逆転勝利した。しかし、この判定を不服としたアメリカは表彰式への出席と銀メダルの受取を拒否した。

最終成績 編集

順位 国・地域
1位   ソビエト連邦
2位   アメリカ合衆国
3位   キューバ
4位   イタリア
5位   ユーゴスラビア
6位   プエルトリコ
7位   ブラジル
8位   チェコスロバキア
9位   オーストラリア
10位   ポーランド
11位   スペイン
12位   西ドイツ
13位   フィリピン
14位   日本
15位   セネガル
16位   エジプト

参考文献 編集

  • 『「残り(ラスト)3秒」―ミュンヘンオリンピック・バスケットボール決勝の謎』香中亮一、1993年、日本文化出版

関連項目 編集

外部リンク 編集