ミルマン・パリー(Milman Parry, 1902年 - 1935年12月3日)は叙事詩学者。

ミルマン・パリー
1919年
人物情報
生誕 1902年????
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロサンゼルス
死没 1935年12月3日(1935-12-03)(33歳)
出身校 カリフォルニア大学バークレー校
子供 アダム・パリー
学問
研究分野 文学(叙事詩学)
研究機関 ハーバード大学
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経歴 編集

1902年、アメリカロサンゼルスに生まれる。カリフォルニア大学バークレー校修士を得た後パリ大学アントワーヌ・メイエのもとで学ぶ。

フランス1920年に出した論文ではホメーロスの詩の文中の表現は定型にもとづいていることを著した。また1930年代アメリカで出した本ではホメーロス文体の特殊性は口誦詩であることによるという説を立てた。この説はThe Singer of Tales(1960年)で有名な弟子アルバート・ロード に引き継がれた。

1933~1935年、ハーバード大学の准教授になり、口伝の採取のために二度ユーゴスラビアに赴く。1935年銃弾に斃れる。

著作 編集

没後の1971年オックスフォード大学出版局から息子アダム・パリーの手による論文集「The Making of Homeric Verse: The Collected Papers on Milman Parry」が刊行された。

外部リンク 編集

脚注 編集