ムカゴイラクサ属(ムカゴイラクサぞく、学名:Laportea 、漢字表記:珠芽刺草[1]属)は、イラクサ科の1つ。

ムカゴイラクサ属
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rrosids
階級なし : マメ類 Fabiids
: バラ目 Rosales
: イラクサ科 Urticaceae
: ムカゴイラクサ属 Laportea
学名
Laportea Gaudich.
  • 本文参照

新しいAPG植物分類体系では、イラクサ科はバラ目に分類される[2]

特徴 編集

草本だけでなく、低木および高木になるものもあり、刺毛がある。は互生し、縁は鋸歯があるか全縁になる。托葉があり、離生するか合着し、早く落ちる。雌雄異株または雌雄同株で、ふつう雌雄の花序は別々に生えるが、まれに同一花序に混在することがある。雄花の花被片は4-5個あり、雄蕊も同数ある。雌花の花被片は4個あり、柱頭は長い線形になる[3]

熱帯から亜熱帯に多く分布し、約45種知られ、うち日本には草本2種が分布する[3]

日本に分布する種 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.346
  2. ^ 大場『植物分類表』p.140-149
  3. ^ a b c d 『日本の野生植物 草本II離弁花類』p.4
  4. ^ a b 『新牧野日本植物圖鑑』p.50

参考文献 編集