メシーアMesía)は、スペインガリシア州ア・コルーニャ県の自治体。コマルカ・デ・オルデスに属する。ガリシア統計局によると、2010年の人口は2,918人(2009年:2,975人、2006年:3,102人、2005年:3,174人、2004年:3,216人、2003年:3,240人)である。住民呼称は、男女同形のmesiense。

Mesía

{{{市章説明}}}

 ガリシア州
ア・コルーニャ県
コマルカ オルデス
面積 106.8 km² [1]
人口 2,918 人 (2010年)
人口密度 27.3 [1] 人/km²
住民呼称 mesiense
ガリシア語率 99.66% (2011年[2]
Mesíaの位置(スペイン内)
Mesía
Mesía
スペイン内メシーアの位置
Mesíaの位置(ア・コルーニャ県内)
Mesía
Mesía
ア・コルーニャ県内メシーアの位置

北緯43度6分0秒 西経8度16分0秒 / 北緯43.10000度 西経8.26667度 / 43.10000; -8.26667座標: 北緯43度6分0秒 西経8度16分0秒 / 北緯43.10000度 西経8.26667度 / 43.10000; -8.26667

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は99.66%(2001年)。

地理 編集

メシーアはア・コルーニャ県の東部に位置し、コマルカ・デ・オルデスに属している。北はアベゴンドセスーラスと、東はビラサンタールと、南はボイモルトフラーデスと、西はオルデスの各自治体と隣接、自治体の中心地区はシャンセーダ教区のア・イグレーシャ地区[3]、で州都サンティアゴ・デ・コンポステーラから42km、県都ア・コルーニャからは46kmの距離にある。ブルーマ教区は飛び地となっており、アベゴンド、オルデス、カラルに囲まれている。

地形は北に向かって起伏が高くなっており、平均高度は400mである。最高地点はピコイ山頂の546mである。 川はカストロ教区を流れるタンブレ川が最も重要で、他にはピコイ山に源流があるサモ川がある。

交通は、コマルカの中心自治体オルデスと結んでいるAC-524号線が南西部を、そして西部のビサントーニャ教区を高速道路AP-9号線が通っている。

人口 編集

メシーアの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[4]、1996年 - [5]

歴史 編集

この地は、中世にはサンティアゴ・デ・コンポステーラと、ベタンソス、ア・コルーニャやルーゴの海岸地方(マリーニャ地域)などの北の街の間の中継点であり、サンティアゴ巡礼路のひとつイギリスの道が通っていた。

旧体制下では、この地の教区はサンティアーゴ県のメシーア司法管轄区に属していた。カブルイ教区はソブラード・ドス・モンシェス修道院の所領で、ベタンソス県Provincia de Betanzos)に属していた。

スペイン独立戦争さなかの1809年2月13日、フランス軍はアルシャン礼拝堂を破壊、火を放ち、村人3人を銃殺した。

自治体創設時には、メシーアは11教区によって構成、ポウロ司法管轄区に属した。1822年にはラ・コルーニャ県に属することになり、1835年にはオルデス司法管轄区に変更となった。

政治 編集

自治体首長はガリシア社会党(PSdeG-PSOE)のマリアーノ・イグレシアス・カストロ(Mariano Iglesias Castro)、自治体評議員はガリシア社会党:8、ガリシア国民党(PPdeG):2、ガリシア民族主義ブロック(BNG):1となっている(2011年5月22日自治体選挙結果、得票順)[6]

2011年5月22日の自治体選挙
政党 得票数 得票率 獲得議席
PSdeG-PSOE 1,481 67.23% 8
PPdeG 355 16.11% 2
BNG 344 15.62% 1

教区 編集

メシーアは12の教区に分けられている。太字は自治体中心地区のある教区[3]

  • アルビショイ(サンタ・マリーニャ)
  • バスコイ(サンティアーゴ)
  • ボアード(サンティアーゴ)
  • ブルーマ(サン・ロウレンソ)
  • カブルイ(サン・マルティーニョ)
  • カストロ(サン・セバスティアン)
  • クンブラーオス(サンタ・マリーア)
  • ランサ(サン・マメーデ)
  • メシーア(サン・クリストーボ)
  • オラス(サン・ロウレンソ)
  • ビサントーニャ(サン・マルティーニョ)
  • シャンセーダ(サン・サルバドール)

参考文献・脚注 編集

  1. ^ a b IGE(ガリシア統計局)
  2. ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública., http://praza.gal/recurso/1263/evolucion-no-uso-do-galego-por-concellos/ 
  3. ^ a b Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.15、p.257-258、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5825-0
  4. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  5. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
  6. ^ スペイン内務省 2011年地方選挙結果

外部リンク 編集