メタクロレイン(methacrolein)またはメタクリルアルデヒド(methacrylaldehyde)は不飽和アルデヒドの一つ。常温で無色透明の可燃性の液体で、タバコの煙に存在する[1]。工業的にはポリマー天然樹脂の合成に使われる。

メタクロレイン
Methacrolein
識別情報
CAS登録番号 78-85-3 チェック
PubChem 6562
ChemSpider 6314 チェック
特性
化学式 C4H6O
モル質量 70.09 g/mol
密度 0.8470 g/cm3
融点

-81 °C

沸点

69 °C

関連する物質
関連するアルケナール シトラール

シトロネラール
trans-2-メチル-2-ブタナール

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

危険性 編集

暴露すると目、鼻、のど、肺を刺激する。消防法に定める第4類危険物 第1石油類に該当する[2]

出典 編集

  1. ^ Roy J. Shephard (1982年). “The risks of passive smoking”. Google Books Search. 2009年5月6日閲覧。
  2. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)

関連項目 編集

外部リンク 編集