メダル・オブ・オナー ウォーファイター

2012年のコンピュータゲーム

メダル・オブ・オナー ウォーファイター』(Medal of Honor: Warfighter)は、2012年10月にエレクトロニックアーツより発売されたゲームソフト。人気ミリタリー『メダル・オブ・オナーシリーズ』の最新作である。現代戦を舞台にして特殊部隊隊員たちの作戦を描く銃撃戦ゲーム。

メダル・オブ・オナー ウォーファイター
Medal of Honor: Warfighter
ジャンル ファーストパーソンシューティングゲーム
アクションゲーム
対応機種 Xbox 360
PlayStation 3
Microsoft Windows
開発元 Danger Close Games
発売元 エレクトロニックアーツ
人数 1人
メディア PS3版
BD-ROM
Xbox 360版
DVD-ROM
PC版
DVD-ROM
発売日 日本の旗 2012年11月15日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
エンジン Frostbite 2
売上本数 PlayStation 3
日本の旗 36,630本[1]
Xbox 360
日本の旗 5,322本[1]
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日本語版では2012年11月15日に発売されている。

概要 編集

前作に続いて今作も現代が舞台となる。ミッションの殆どはTier 1 オペレーターが書き下ろした実在の事件を元にして作られている。

テーマソングは前作と同じくリンキン・パークから提供された、「Castle of glass」が使われている。PVもこの作品に沿ったものとなっている。

オンラインによるマルチプレイヤーに対応していたが、2023年の2月22日にサーバーがシャットダウンされた。

登場人物 編集

タスクフォース・マコ 編集

前作に登場したAFOネプチューンを前身とするSEALsとDEVGRUで構成された部隊。数あるタスクフォースの中でも中核を担う。

プリーチャー
前作ではNPCだったが今作では主人公。アメリカのTier 1 OperatorでNavy SEALsの隊員。本名はトム。長い戦いを終えてアメリカに帰ってきたが、疎遠状態だった家庭を戻すために海軍から離れる。だが家族と会うために行ったマドリッドの駅でハーリファによる列車爆破テロに巻き込まれ、事件を追うために海軍に戻る。
階級は上等兵曹[注 1]
マザー
アメリカのTier 1 OperatorでNavy SEALsの隊員。テロに巻き込まれたプリーチャーを海軍に戻るよう説得した。
前作にも登場しているが、前作とは違い、髪と口髭を生やしている。
ブードゥー
アメリカのTier 1 OperatorでNavy SEALsの隊員。コンバットシャツの袖を千切り半袖にしているのが特徴。
前作にも登場している。今作でも、やはり顎髭の先を一つにまとめている。
スタンプ
主人公。アメリカのTier 1 OperatorでNavy SEALsの隊員。狙撃役であることが多い。元は海兵隊所属だったが引き抜かれた。
寡黙で、あまりしゃべらない。
ディンゴ
アメリカのTier 1 OpreratorでNavy SEALsの隊員。スタンプと仲が良い。一度離婚を経験している。
ティック
殆どのミッションでM240を使用する。ブードゥーたちと行動する。
マコ5、マコ7
終盤のミッションで登場する。[注 2]

OGA(Other Government Agency) 編集

いわゆるCIAの事で、現地の要員と接触するときはOGA(=その他の政府機関)として名乗る。

アルギルス
イエメン某所に潜入し、テロリストの新兵として訓練を受ける。登場・操作するのは、シングルプレイ・ミッション「悪の目より」のみである。
ダスティ
前作にデルタフォース側のNPCとして登場したキャラクターで、今作では右足が義足の為、ブードゥーたちを指揮したり、彼らに情報を与える立場になっている。
日本語版でのCVは前作同様町田政則が担当する。

タスクフォース・グリズリー 編集

タスクフォース・マコと共に作戦に参加している。

サイサナ軍曹
「上陸許可」にて、ブードゥー達タスクフォース・マコの面々と共に、海賊の潜む町へ上陸する。
ライト軍曹
サイサナ軍曹に同行する。サイサナ軍曹と装備が似ているが、分かりやすい違いとしては、背中のバッグのカラーである。ライト軍曹はタンカラー系の物である。

タスクフォース・アトラス 編集

現代のテロリズムやゲリラ戦に対応すべく、10~12ヶ国の特殊部隊で編成されたのが、このタスクフォース・アトラスである。 今作ではフィリピンのNAVSOGやポーランドのGROMが登場する。

タイガー12
NAVSOG側のNPC。狙撃の腕はイマイチで、バレラ将軍の命令でハーリファを狙撃するが、仕留め損ねる。人質たちを救出して撤収する際負傷する。
バレラ将軍
フィリピンでタスクフォースを後方から指揮した人物。誤った判断をしたことにより、とんでもないことになる。
グレコ
ブードゥーと親しいGROMの隊員。女遊びに誘うのは、いつもグレコからである。
カスカ
ディアベル
マニエク
ズク
シュツプリー
上記5名はグレコに同行するGROMの隊員である。

その他友好勢力 編集

CIAやタスクフォース・マコに協力する、上記以外の友好勢力。

アジャブ
ミッション「ホット・パースート」より登場。ファラーズを監視していた。

敵対勢力 編集

今作では、ASGISIソマリア海賊などが登場する。

ファラーズ・イクバル・カーン
ASG側の人間。「PETN」関連の事で、プリーチャー達に追われることになる。
ハーリファ
「潮目」にてASGの兵士たちを指揮する。しかし、この時タイガー12に狙撃され失敗し、のちに自爆テロの実行を強いられる。
サアドゥッディーン(シェイク/イブラヒム)
ハーリファの上司的立ち位置の人物。ハッサンの警備主任。ハッサンを誘拐したマザー達を追いかける。
ストヴァン・ボジック
かつてダスティ達に協力していた。「PETN」を様々な国に供給していた武器商人。「エンジニア」と呼ばれている。
ハッサン(クレリック)
表向きはドバイの銀行家で、サアドゥッディーン、ハーリファ達のボス的存在。ターバンにメガネの格好を主にしているが、「ハロー&ドバイ」ではスーツを着用している。
ソマリア海賊
「上陸許可」に登場した、よく訓練され重武装で応戦してくる海賊。「ハットトリック」でも登場し、誘拐した船長を人質にとる。元ネタはマースク・アラバマ号乗っ取り事件

登場火器 編集

限定と記載されていないものは、シングル・マルチともに登場する火器とする。

アサルトライフル・バトルライフル 編集

シングルプレイヤー
マルチプレイヤー

サブマシンガン・PDW 編集

ライトマシンガン・マシンガン 編集

ショットガン 編集

スナイパーライフル・マークスマンライフル 編集

シングルプレイヤー
マルチプレイヤー

ハンドガン・マシンピストル 編集

シングルプレイヤー
マルチプレイヤー
  • G18(マルチ限定)

固定火器 編集

登場兵器 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 葬式のデモシーンより。袖の階級章より判明
  2. ^ 彼らのみ、目が飛び出ていたり、鼻の下が伸びすぎていたりと、3Dモデルがおかしくなっている。

出典 編集

  1. ^ a b 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 

外部リンク 編集