メリッサ (Melissa) は、イタリアカラーブリア州クロトーネ県メリッサとその周辺地域(カタンザーロ県も含む)で生産されるワインで、DOCに指定されている。

白ワインのメリッサ・ビアンコ (Melissa bianco)と、赤ワインのメリッサ・ロッソ (Melissa rosso) があり、赤ワインには長期熟成のメリッサ・ロッソ・リゼルヴァ (Melissa rosso riserva) がある。

生産地区はメリッサ、ウンブリアーティコカルフィッツィサン・ニコーラ・デッラルトベルヴェデーレ・ディ・スピネッロの全域、およびカザボーナカステルシラーノクロトーネサン・マウロ・マルケザートサンタ・セヴェリーナスカンダーレストロンゴリパッラゴリーオロッカ・ディ・ネートの一部地域である。

メリッサ・ビアンコ 編集

メリッサ・ビアンコはグレーコ種を主に使用した白ワイン。

メリッサ (ワイン)
DOC Melissa
制定年月日 31/05/1979  
ガッゼッタ・
ウッフィチャーレ
番号
29/11/1979,
n 326
収穫量(ブドウ/ha 120 q
最大収穫量 70.0%
ブドウの自然アルコール度数 11.0%
ワインの最低アルコール度数 11.5%
最低乾燥エキス分 16.0‰
製造用に許可されたブドウ品種
出典:Ministero delle politiche agricole

メリッサ・ロッソ 編集

メリッサ・ロッソはガリオッポ種を主に使用した赤ワイン。

メリッサ (ワイン)
DOC Melissa
制定年月日 31/05/1979  
ガッゼッタ・
ウッフィチャーレ
番号
29/11/1979,
n 326
収穫量(ブドウ/ha 110 q
最大収穫量 70.0%
ブドウの自然アルコール度数 12.0%
ワインの最低アルコール度数 12.5%
最低乾燥エキス分 18.0‰
製造用に許可されたブドウ品種
出典:Ministero delle politiche agricole

メリッサ・ロッソ・リゼルヴァ 編集

ベースであるメリッサ・ロッソに比べて、アルコール度数が高い。

メリッサ (ワイン)
DOC Melissa
制定年月日 31/05/1979  
ガッゼッタ・
ウッフィチャーレ
番号
29/11/1979,
n 326
収穫量(ブドウ/ha 110 q
最大収穫量 70.0%
ブドウの自然アルコール度数 12.5%
ワインの最低アルコール度数 13.0%
最低乾燥エキス分 18.0‰
製造用に許可されたブドウ品種
出典:Ministero delle politiche agricole