モルの日
モルの日（モルのひ、英: Mole day）は、化学者や化学を学ぶ学生、化学マニアによって10月23日の午前6:02から午後6:02の間[1][2][3][4]に祝われる非公式の祝日である。米国式の表記では6:02 10/23となる。この時間と日付は、1モル（mole、mol）の物質中の粒子（原子または分子）の数を定義するアボガドロ数（約6.02 × 1023）に由来する。モルは7つのSI基本単位の一つである。
概要 編集
モルの日は1980年代初頭のThe Science Teacher誌の記事に起源がある[5]。この記事から着想し、ウィスコンシン州プレーリー・ドゥ・シーンの高校の化学教師Maurice Oehlerが1991年5月15日に全国モルの日財団（National Mole Day Foundation、NMDF）を設立した[5]。
アメリカ合衆国、南アフリカ、オーストラリア、カナダの多くの高校が、生徒に化学に興味を持ってもらうためにモルの日を祝っており、化学あるいはモルに関連した様々な活動が行なわれる。
出典 編集
- ^ This Week in Chemical History, American Chemical Society, オリジナルのJuly 24, 2011時点におけるアーカイブ。 2010年2月14日閲覧。
- ^ “National Chemistry Week Celebrates 20 Years”, Chemical & Engineering News 85 (51), (December 17, 2007) 2010年2月14日閲覧。
- ^ “Chemistry In The Spotlight”, Chemical & Engineering News 88 (50), (December 13, 2010) 2010年2月14日閲覧。
- ^ “Chemical club wins national recognition”. Central Michigan Life (2004年9月27日). 2012年10月8日閲覧。
- ^ a b “History of National Mole Day Foundation, Inc.”. moleday.org. 2010年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。