モーリス・ド・ゲラン(Maurice de Guérin、1810年8月4日 - 1839年7月19日)は、フランス詩人。南フランスのタルヌ県ケーラの貴族の家に生まれる。トゥールーズの神学校を出た後、パリのコレージュ・スタニスラスで学ぶ[1]。四十数篇の韻文による習作と、数篇の散文による詩、日記『緑の手帳』などを作る[2]。日記作家のウジェニー・ド・ゲランは実姉で、彼女から生涯愛情を受けた[3]。1839年に結核で息を引き取る。

モーリス・ド・ゲラン

脚注 編集

  1. ^ 山下武『古書を旅する』(青弓社、1997年)p.46 ISBN 978-4-787-29115-8
  2. ^ 宇佐美斉『フランス・ロマン主義と現代』(筑摩書房、1991年)p.284 ISBN 978-4-480-83604-5
  3. ^ 堀辰雄『堀辰雄全集第7巻 上』(筑摩書房、1997年)p.463 ISBN 978-4-480-70107-7

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