ヤナギタンポポ属(やなぎたんぽぽぞく、Hieracium)はキク科の1つ。ミヤマコウゾリナ属とも呼ばれる[1]

ヤナギタンポポ属
ヤナギタンポポ Hieracium umbellatum
ヤナギタンポポ Hieracium umbellatum
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : Cichorioideae
: Cichorieae
亜連 : Hieraciinae
: ヤナギタンポポ属 Hieracium
学名
Hieracium L.
英名
hawkweed
golden lungwort

本文参照

特徴 編集

多年草根出葉が発達した種もあれば、茎葉が発達したものもある。総苞は黒い毛が生えていることが多い。Hieracium piluliferum では同じ葉上でも糸状、棍棒状、星状毛と数種の形からなるを持つことが知られている[1]

頭花の色は黄色、まれに橙黄色、赤色があり、長い花柄の先に単生する種もあれば、散房状または円錐状に多数つくものもある。

世界におよそ800種があり、特にヨーロッパに多く、アジア、アメリカ、アフリカにも分布する。「タンポポ」と名がついているが形態はタンポポ属とは違いが多い。

日本のヤナギタンポポ属 編集

この他コウリンタンポポウズラバタンポポ等が帰化植物として生息している。

ギャラリー 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 猪野 1964, p. 138.

参考文献 編集

外部リンク 編集