ヤリ・プイッコネン(Jari Markus Puikkonen、1959年6月25日 - )は、フィンランド南スオミ州ラハティ出身の元スキージャンプ選手。1970年代末から1991年まで国際大会で活躍した。

獲得メダル
 フィンランド
男子 ノルディックスキー
オリンピック
1988 カルガリー 90m級団体
1980 レークプラシッド 90m級個人
1984 サラエボ 70m級個人
ノルディックスキー世界選手権
1984 エンゲルベルク 90m級団体
1985 ゼーフェルト 90m級団体
1989 ラハティ 90m級個人
1989 ラハティ 90m級団体
1982 オスロ 70m級個人
1985 ゼーフェルト 90m級個人
1982 オスロ 90m級団体
スキーフライング世界選手権
1981 オーベルストドルフ 個人

プロフィール 編集

プイッコネンの国際大会デビューは1977年12月30日スキージャンプ週間オーベルストドルフ大会であった。このシリーズ総合11位となる。

スキージャンプ・ワールドカップでは1981年1月4日インスブルック大会で初優勝。この年のスキージャンプ週間で3位(自己最高位)。ワールドカップでは通算5勝し(2位11回3位3回)、総合では1980-1981シーズンに5位となったのが自己最高位。

オリンピックにおいて3個のメダルを獲得している。1980年レークプラシッドオリンピック90m級個人と1984年サラエボオリンピック70m級個人でともに銅メダル、1988年カルガリーオリンピックでは90m級団体で金メダルを獲得した。

プイッコネンの最も輝かしい実績はノルディックスキー世界選手権で合計7個ものメダルを獲得していることである。その内訳は金メダル4個(1984年団体、1985年団体、1989年ラージヒル個人及び団体)、銀メダル2個(1982年70m級個人、1985年90m級個人)銅メダル1個(1982年団体)。

スキーフライング世界選手権でも1981年ドイツオーベルストドルフで優勝している。

1991年3月、地元ラハティのラハティスキーゲームズを最後に現役引退。

外部リンク 編集