ユリア(Julia)とは、海中で観測された発生原因不明の低周波音波のパターンに付けられた、の名称である。SOSUSセンター全体よりもかなり高いレベルで聞くことができたようだ。太平洋の南緯15°西経98°辺りから、15秒間音が聞こえたようだ。動物が出している音と非常に似ており、雑種の海水生物かもしれないと言う説が出ている。

「ユリア」のスペクトログラム

概要 編集

ユリアが、アメリカ海洋大気庁によって録音されたのは、1999年3月1日のことである。アメリカ海洋大気庁の発表によれば、この音の発生原因は不明とのこと。しかしながら、SOSUS水中マイク)で、完全に感知できるほどの十分な強さを持った音(つまり、間違い無く存在した音)であるとも発表している。この音は、約15秒間に渡って継続した。

科学者の考えと海洋の発生原因不明の音 編集

科学者的に予想すると甚大な雑種海水動物の可能性が高いと言われている。 海洋においては、ユリア以外にも発生原因不明の音が観測されている。例えば、アプスウィープホイッスルスローダウントレインブループといった音が挙げられる。

関連項目 編集