ユーラス白糠ソーラーパーク

北海道白糠郡白糠町にある太陽光発電所

ユーラス白糠ソーラーパーク(ユーラスしらぬかソーラーパーク)は、北海道白糠郡白糠町にある太陽光発電所。運転開始直後までは「白糠太陽光発電所」という名称であった[1]

ユーラス白糠ソーラーパーク
ユーラス白糠ソーラーパークの位置(日本内)
ユーラス白糠ソーラーパーク
日本におけるユーラス白糠ソーラーパークの位置
日本の旗 日本
所在地 北海道白糠郡白糠町
座標 北緯42度59分35秒 東経144度11分09秒 / 北緯42.99306度 東経144.18583度 / 42.99306; 144.18583 (ユーラス白糠ソーラーパーク)座標: 北緯42度59分35秒 東経144度11分09秒 / 北緯42.99306度 東経144.18583度 / 42.99306; 144.18583 (ユーラス白糠ソーラーパーク)
現況 運転中
着工 2012年[1]
運転開始 2014年[1]
建設費 約100億円[2]
事業主体 ユーラスエナジーホールディングス
運営者 ユーラスエナジー白糠
建設者 四電エンジニアリング[3]
太陽発電所
パネル数 134,400枚[1]
陸地面積 約62ヘクタール[1]
発電量
最大出力 30,000キロワット[1]
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概要 編集

ユーラスエナジーホールディングスと白糠町がメガソーラー発電所の建設合意に至り、町内の釧路白糠工業団地にある中小企業基盤整備機構(中小機構)所有地を取得して建設した[1]。総出力は30,000 kWは当時の北海道最大規模であり[4]、年間の総発電量は一般家庭約9,600世帯分となる電力発電している[1]。近接している道の駅しらぬか恋問にはユーラスエナジー寄贈の展望台があり、ソーラーパークや恋問海岸を眺めることができる[5]

設備 編集

ソーラーパネル京セラ製のシリコン系多結晶太陽電池[1]パワーコンディショナーは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を使用している[6]。ソーラーパネルの設置高は1 m、角度は30度にしているほか、冬場の凍上によって架台が持ち上げられることが無いように杭基礎を土壌が凍結しない深さまで打ち込む対策を施している[7]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i ニュースリリース”. ユーラスエナジーホールディングス. 2017年8月8日閲覧。
  2. ^ 冬場の土壌凍結に備えた杭基礎工法 夏は涼しい北海道・白糠のメガソーラー(3)”. メガソーラービジネス (2014年9月2日). 2017年8月8日閲覧。
  3. ^ 白糠太陽光発電所建設工事 完成” (PDF). 工事レポート. 四電エンジニアリング. 2017年8月8日閲覧。
  4. ^ 冬場の土壌凍結に備えた杭基礎工法 夏は涼しい北海道・白糠のメガソーラー(1)”. メガソーラービジネス (2014年9月2日). 2017年8月8日閲覧。
  5. ^ ユーラス白糠ソーラーパーク竣工式” (PDF). 広報しらぬか 2014年8月号. 白糠町. 2017年8月8日閲覧。
  6. ^ ユーラス、北海道白糠町で30MWのメガソーラー稼働、操業中では道内最大”. メガソーラービジネス (2014年3月4日). 2017年8月8日閲覧。
  7. ^ 冬場の土壌凍結に備えた杭基礎工法 夏は涼しい北海道・白糠のメガソーラー(4)”. メガソーラービジネス (2014年9月2日). 2017年8月8日閲覧。

関連項目 編集