ユーロスピードウェイ・ラウジッツ

ユーロスピードウェイ・ラウジッツEuroSpeedway Lausitz)は、ドイツブランデンブルク州南部にあるサーキット。旧称ラウジッツリンク(Lausitzring)。

ユーロスピードウェイ・ラウジッツ
所在地Klettwitz
(ドイツブランデンブルク州)
座標北緯51度32分0秒 東経13度55分10秒 / 北緯51.53333度 東経13.91944度 / 51.53333; 13.91944座標: 北緯51度32分0秒 東経13度55分10秒 / 北緯51.53333度 東経13.91944度 / 51.53333; 13.91944
収容人数120,000
所有者Förderverein Lausitzring e.V.
運営者EuroSpeedway Lausitz GmbH
着工1998年6月17日
オープン2000年8月20日
主なイベントA1GP, DTM, チャンプカー, フォーミュラ3ユーロシリーズ, WSBK
Superspeedway
コース長3.256 km (2.023 mi)
コーナー数3
レコードタイム0:34.62[1] (トニー・カナーン, Mo Nunn Racing Reynard 01i, 2001, チャンプカー)
Grand Prix Circuit
コース長4.345 km (2.700 mi)
コーナー数14
レコードタイム1:32:21 (ヘイッキ・コヴァライネン, Pons Racing, 2004, ワールドシリーズ・バイ・ニッサン)
Motorcycle Circuit
コース長4.297 km (2.670 mi)
コーナー数13
レコードタイム1'38.622 (芳賀紀行, Yamaha Motor Italia ヤマハ・YZF-R1, 2007, WSBK)

概要 編集

ヨーロッパでは珍しいオーバルトラックで、一周はおよそ3.2km(2マイル)ある。アメリカのポコノ・レースウェイのようなトライ・オーバルで、内側にはロードコースが併設されている。コースレイアウトによってはおよそ4.5kmまで延長が可能である。メインのコースに加えて西側にもテストコースが併設され、これを繋げると約11kmにもなる。ただし、一般的なレースイベントには使用されず、特別なテストを行なう時のみ使われる。従って、「ラウジッツリンク」を話題とする際はテストコースを除外し、スピードウェイ本体を指し示すことが常である。 最大収容人数は12万人であり、2万5千人の席を確保するメインスタンドからはコースを一望できる。

2017年に同サーキットの施設が自動車用精密機器サプライヤーであるDEKRA英語版に買収されることとなり、一般営業が同年内をもって終了することが発表された。既にサーキット内にDEKRAのテストセンターが開設されており、同年11月1日付で経営を受け継ぎ、ロードカー開発のテストコースとして改装される事が決定している。ただしその後も一般向けイベントとして、ドイツツーリングカー選手権(DTM)の開催が年1回行われており、その時だけは一般の観客も入場することができる。

過去に起こった重大事故 編集

現在開催されている主なレース 編集

レッドブル・エアレース 編集

  • 2010年には、飛行機のレッドブル・エアレースが開催された。メインスタンドからコースを一望できるロケーションが評価されたことによる。コース内にはパイロンが設置され、パドックには臨時の滑走路が設置された。2016年2017年にも開催される。

過去に開催されたことのあるレース 編集

脚注 編集

  1. ^ http://www.eurospeedway.de/en_racing_areal.asp?mid=83&uid=0&iid=237
  2. ^ アルボレートの事故原因はパンク | webCG”. webCG (2001年5月7日). 2014年5月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集