ヨルダン・アビエーション

ヨルダンの航空会社

ヨルダン・アビエーション (Jordan Aviation, PSC) は、ヨルダンアンマンを本拠とする航空会社である。世界中でチャーター便を運航しており、機材が不足している主要航空会社に ウェット・リースを提供しており、国連平和維持軍の航空輸送にとっても重要な存在である。ヨルダン・アビエーションは、ワイドボディ機やナローボディ機を置いているアンマンのクィーンアリア国際空港を拠点としている。また、2010年10月には、オペレーション&テクニカルセンターの一部である自身のMROを開業させた。ヨルダン・アビエーションは、IATAのメンバーであり、IOSA認定の航空会社でもある。さらに、アラブ航空会社機構 (AACO) や国際航空運輸機構 (IACA) 、航空安全協会 (FSA) にも加盟している。

ヨルダン・アビエーション
Jordan Aviation
IATA
R5
ICAO
JAV
コールサイン
JORDAN AVIATION
設立 1998年
ハブ空港 クィーンアリア国際空港
保有機材数 12
就航地 6
本拠地 ヨルダンアンマン
代表者 Moh'd Al-Khashman
外部リンク www.jordanaviation.jo
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新しいヨルダン・アビエーションの外装 (2012年6月)

歴史 編集

ヨルダン・アビエーションは、1998年に会社として設立され、2000年に航空運送事業許可(AOC)を得て、同年10月から運行を開始した。ヨルダンで最初の私営チャーター航空会社としてアンマンからサービスを始め、世界的なAOCと多様な路線網を運行している。国連平和維持職員は、様々な機材を使って広範囲を移動し、さらに、機材の不足している航空会社へ「ウェット・リース」として航空機を貸し出している。ホリデイ・チャーター便も、アンマンのベースに運航している。ヨルダン・アビエーションは、Mohamed Al-Khashman (President & Chief Executive Officer) とHazem Alrasekhによって所有され、2012年6月時点で、900人以上の従業員を抱えている。会社は、以下に示すような機材を所有し、急成長した。エアバスA330-200は、2012年3月に機材に加えられ、エアバスA320-200ボーイング737–300に続いて、次期に就航する計画である。他の市場への拡大も進行中である。

就航都市 編集

 
ヨルダン・アビエーションのボーイング737–300
 
ヨルダン・アビエーションのボーイング737–322、ウガンダにて

北アフリカ 編集

  エジプト

アジア 編集

東南アジア 編集

  タイ

東アジア 編集

  香港

中東 編集

  バーレーン
  イラク
  ヨルダン
  カタール
  シリア

  アラブ首長国連邦

西アジア 編集

  トルコ

機材 編集

ヨルダン・アビエーションの2021年8月時点での機材

ヨルダン・アビエーション
機材 所有 発注 乗客数 備考
エアバスA310 0 0 240 退役済み
エアバスA320-200 1 0 168
エアバスA330-200 1 0 266
ボーイング737-300 3 0 148
ボーイング737-400 1 0 170
ボーイング767-200ER 2 0 290
合計 8 0


出典 編集

外部リンク 編集