ヨーロッパオープン・タリン

ヨーロッパオープン・タリン(Europian Open Tallinn)エストニアの国際柔道大会

来歴 編集

2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリなどに次ぐ位置付けとなったワールドカップのうちの1大会。なお、今大会は世界ランキング対象大会であるが、国際柔道連盟主催ではなく各大陸連盟主催の大会であるため、ワールド柔道ツアーには含まれない[1]。年度によって男女交互に開催される。以前は「エストニア国際柔道大会」と呼ばれていた[2]。2009年から「ワールドカップ・タリン」という名称になったが、2013年には「ヨーロッパオープン・タリン」という名称に変更された[3]。2014年は男女とも開催された。2020年の今大会は新型コロナウイルスの影響により中止となった[4]

名称の変遷 編集

エストニア国際柔道大会( -2008)
ワールドカップ・タリン World Cup Tallinn(2009-2012)
ヨーロッパオープン・タリン Europian Open Tallinn(2013- )

優勝者 編集

男子 編集

60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2009年  パベル・ペトリコフ  ロイク・コルバル  アルノード・ブランク  アントニオ・チアーノ  ニコラス・ブリッソン  フレデリク・スティーゲルマン  マルティン・パダル
2011年  イルガル・ムシキエフ  ゴラン・ポラック  セゼール・フイスズ  フラノエスコ・ブルイエール  ロベルト・メローニ  ヴィアチェスラフ・デニソフ  マリウス・パスケヴィシャス
2013年  ミコス・サルミネン  クンナー・コップス  サギ・ムキ  ニール・ファンデカマー  シリル・グロスクラウス  アルテム・ブロシェンコ  マリウス・パスケヴィシャス
2014年  イスラム・ヤシュエフ  アレクサンデル・ベータ  アンドレア・レジス  ニール・ファンデカマー  ダビド・ルイス・ザハック  ルスラン・キセレフ  オル・サッソン
2016年  ホアキン・ゴミス  ダニエル・カルグニン  ディミトリース・フェドセエンコブス  アッティラ・ウングバリ  グスタボ・アシス  ギリアーノ・ロポルーチオ  アリアクサンドラ・バハビアク
2019年  ヴァンサン・リマール  マヌエル・シャイベル  ゲオルギー・シュマコフ  バプティスト・ピエール  オールリアン・ディース  フィリップ・ガランディ  ヤホル・クハレンカ
2023年   アリエル・シュルマン   ミキタ・ホロボロドゥコ   トゥルパル・ジュカエフ   ミカイロ・スビドラク   クレン・クリストファー・カリュライド   ゲオルギオス・クルッサニオタキス   ウェズリー・グリーニッジ

女子 編集

48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2010年  カルメン・ボグダン  マリー・ミュラー  ヘドヴィグ・カラカス  アリス・シュレジンガー  キム・ポリング  ダリア・ポゴルゼレチ  劉歓縁
2012年  オーロール・クリモンス  ジャクリン・リソン  ヨハンナ・ミューラー  ジェマ・ハウエル  ラウラ・ヴァルガス=コッホ  アニカ・ハイゼ  マリナ・スルツカヤ
2014年  シラ・リショニ  ブリジト・エンテ  アナスタシア・アルヒパワ  ジェニファー・ヴィッヒェルス  ジウリア・カントーニ  ダリア・ポゴルゼレツ  スビトラーナ・ヤロムカ
2016年  ノア・ミンスカー  イネス・バイシュミット  アメリー・シュトール  ルーシー・レンシャル  アンナ・ベルンホルム  ラリッサ・フローンヴォルド  エリザベータ・カラニナ
2019年  エレン・サラン  アニャ・シュタンガル  プリシラ・ネト  ルビャナ・ピオベサナ  アリナ・レングバイラー  イロナ・ルカセン  テシー・サフェルカウルス
2023年   ヤクリーヌ・シュプリンガー   マリナ・カステロ・ディエス   アナスタシア・チジェフスカ   ユリア・フレベノジュコ   ダフマル・ファンボンデレン   ウナ・ドルジレビカ   ルスラナ・ブラビナ

脚注 編集

外部サイト 編集