ラインハルト・コゼレック

ラインハルト・コゼレック(Reinhart Koselleck、1923年4月23日 - 2006年2月3日)は、ドイツ歴史学者。「概念史」の代表的な論者として知られる。

生涯 編集

1923年ザクセン自由州ゲルリッツ生まれ。ハイデルベルク大学ブリストル大学に学ぶ。ハイデルベルク大学に学位論文『批評と危機』("Kritik und Krise")を提出し、博士号を取得した。

1966年、ルール大学ボーフム教授。1968年、ハイデルベルク大学教授。ほか、東京、パリ、シカゴ、ニューヨークの大学で客員教授を務めた。1999年ジークムント・フロイト賞受賞。

子女に美術史家のカタリーナ・コゼレック、音楽家のコンラート・コゼレック、美術家のルッペ・コゼレックなどがいる。

日本語訳 編集

  • 『批判と危機 市民的社会の病因論のための一研究』村上隆夫訳、未来社、1989年

外部リンク 編集