ライヴ・イン・ジャパン (アクセプトのアルバム)

アクセプトのアルバム

ライヴ・イン・ジャパン[5]』(原題:Kaizoku-Ban)は、ドイツヘヴィメタルバンドアクセプト1985年に録音・発表した、キャリア初のライブ・アルバム

ライヴ・イン・ジャパン
アクセプトライブ・アルバム
リリース
録音 1985年9月19日[1] 名古屋市 愛知県勤労会館[2]
ジャンル ヘヴィメタルパワーメタル
時間
レーベル ドイツの旗RCAレコード
アメリカ合衆国の旗イギリスの旗ポートレイト・レコード
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 50位(ドイツ[3]
  • 91位(イギリス[4]
  • アクセプト アルバム 年表
    メタル・ハート
    (1985年)
    ライヴ・イン・ジャパン
    (1985年)
    ロシアン・ルーレット
    (1986年)
    テンプレートを表示

    概要 編集

    アルバム『メタル・ハート』(1985年)リリースに伴うツアーのうち、1985年9月19日名古屋公演からの6曲が収録された。なお、本作の録音の前日に行われた大阪フェスティバルホール公演の模様は、後にライブ・アルバム『ステイング・ア・ライフ』として発表されている[6]

    フルレングス・アルバムではなくEPとしてリリースされた理由について、ウルフ・ホフマンは「俺達はその頃、フル・サイズのライブ・アルバムはもっと後に取っておきたいと思っていた」と語っている[7]。また、本作はオーヴァーダブ無しのアルバムとされていたが、ホフマンによれば真相は「スタジオで少しだけバッキング・ボーカルをオーヴァーダブした。あと、ギグの間に一回だけコードを間違えたから、そこは後でやり直したけど、それだけだよ」とのことである[7]

    カバーアート 編集

    オリジナル・ジャケットには、アクセプトを邦訳した容認の「容」という字で大きく描かれたデザインを使用[1]。1992年発売のドイツ盤再発CDではタイトルが『Live in Japan』に変更され、ジャケットにはバンドのステージ写真が使用された[8]

    収録曲 編集

    1. メタル・ハート "Metal Heart" – 5:23
    2. スクリーミング・フォー・ア・ラヴバイト "Screaming for a Love-Bite" – 4:24
    3. アップ・トゥ・ザ・リミット "Up to the Limit" – 4:53
    4. ヘッド・オーヴァー・ヒールズ "Head Over Heels" – 5:58
    5. ラヴ・チャイルド "Love Child" – 4:44
    6. リヴィング・フォー・トゥナイト "Living for Tonite" – 3:53

    参加ミュージシャン 編集

    脚注 編集

    1. ^ a b Accept - Kaizoku-Ban (Vinyl, Album) at Discogs
    2. ^ 『BURRNIN' VINYL Vol.1』バーン・コーポレーション、1991年、p135. ISBN 4-401-61346-5
    3. ^ Offizielle Deutsche Charts - 2023年4月9日閲覧
    4. ^ ACCEPT | full Official Chart History | Official Charts Company - 「Albums」をクリックすれば表示される
    5. ^ 日本初回盤の帯では『アクセプト・ライブ・イン・ジャパン』と表記されていたが、1989年の再発CD(20.8P-5243)以降は『ライヴ・イン・ジャパン』となっている
    6. ^ Ex Accept Drummer Discussed Expanded 'Balls To The Wall' On 'Rich Davenport's Rock Show' - Blabbermouth.net - 2014年6月3日閲覧
    7. ^ a b イギリス盤CD『Metal Heart / Kaizoku-Ban』(Cherry Red Records / Hear No Evil Records, HNECD022, 2013)ライナーノーツ(マルコム・ドーム、2013年6月)
    8. ^ Accept - Live In Japan (CD) at Discogs