ラウターブルンネン

スイスの町

ラウターブルンネンLauterbrunnen)はスイスベルン州に属する基礎自治体 ( アインヴォーナー・ゲマインデ ) 。一時、ドイツの文学者ゲーテはこの村のシュタウプバッハの滝(落差300m)の近くに住んで作品を執筆していた。地名は、「音の鳴り響く泉」の意で、この滝から由来したものである。

ラウターブルンネン
Lauterbrunnen
スイスの旗
ラウターブルンネンの市章
基礎自治体(Einwohner Gemainde)
位置
ラウターブルンネンの位置の位置図
ラウターブルンネンの位置
座標 : 北緯46度45分0秒 東経8度2分0秒 / 北緯46.75000度 東経8.03333度 / 46.75000; 8.03333
行政
スイスの旗 スイス
  (Kanton)
Wappen des Kantons Bern
Wappen des Kantons Bern
ベルン州
  (Amtsbezirk)
Wappen des Amtsbezirk Interlaken
Wappen des Amtsbezirk Interlaken
インターラーケン区
 基礎自治体(Einwohner Gemainde) ラウターブルンネン
地理
面積  
  基礎自治体(Einwohner Gemainde) 164.4 km2 (63.5 mi2)
標高 795 m (2,608 ft)
人口
人口 (2002年12月現在)
  基礎自治体(Einwohner Gemainde) 2,663人
    人口密度   16人/km2(42人/mi2
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
郵便番号 3822
公式ウェブサイト : http://www.lauterbrunnen.ch/

地勢 編集

氷河に削られてできたU字谷の底に位置する村。村の付近で72のを眺めることができる。インターラーケンからユングフラウヨッホへと向かう際の中継地点となる。近隣の都市や集落としては、北のインターラーケン、東のグリンデルヴァルトまで約10キロ程度。

 
スイス・ユングフラウヨッホ麓のU字谷。ラウターブルンネン近辺,ヴェンゲン登山鉄道より
 
谷の風景
 
U字谷が美しい
 
駅から見たシュタウプバッハの滝

登山鉄道 編集

ベルナーオーバーラント鉄道Berner Oberland-Bahn)でインターラーケンへと下りることができる。また、ここでヴェンゲルンアルプ鉄道Wengernalpbahn)に乗り換え、クライネ・シャイデック(海抜2061メートル)まで登れば、ユングフラウ鉄道Jungfraubahn)に乗り換えてヨーロッパ最高地に位置するユングフラウヨッホ駅(海抜3454メートル)まで向かうことができるほか、ラウターブルンネン-ミューレン山岳鉄道Bergbahn Lauterbrunnen–Mürren)の索道と山岳鉄道でU字谷の縁のミューレン(海抜1639m)まで向かうことができる[1]。その他、バスでシュテッヘルベルクまで移動すると、そこからシルトホルン登山鉄道の索道でミューレンを経由して、女王陛下の007の舞台ともなったシルトホルン(標高2970メートル)まで登ることができる。

脚注 編集

  1. ^ PIE BOOKS『世界の絶景鉄道』パイインターナショナル、2016年、19頁。ISBN 978-4-7562-4833-6 

外部リンク 編集