ラオ博士の7つの顔』(7 Faces of Dr. Lao )は、1964年に公開された特撮ファンタジー映画

ラオ博士の7つの顔
7 Faces of Dr. Lao
監督 ジョージ・パル
脚本 チャールズ・ボーモント
ベン・ヘクト
製作 ジョージ・パル
出演者 トニー・ランドール
バーバラ・イーデン
音楽 リー・ハーライン
撮影 ロバート・J・ブロナー
編集 ジョージ・トマシーニ
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 アメリカ合衆国の旗 1964年3月18日
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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概要 編集

本作は、チャールズ・G・フィニーのファンタジー小説『ラーオ博士のサーカス英語版』(原題:The Circus of Dr. Lao)を原作としており、『タイム・マシン 80万年後の世界へ』や『宇宙戦争』などのSF映画の監督として知られるジョージ・パルがメガホンをとっている。また主役を演じたトニー・ランドールは、ラオ博士の他に特殊メイクを施して7役を演じた。そのメイクアップを担当したメイクアップ・アーティストのウィリアム・J・タトルはアカデミー賞を受賞したほか、同年度の特殊効果の部門でも同賞にノミネートされた[1]。尚、劇中に登場する雪男メデューサネッシーなど様々なキャラクターを表現するために特殊メイクを始め、ストップモーション・アニメーションなどが駆使されている。

あらすじ 編集

アメリカ西部の小さな田舎町。その町は水道設備が老朽化したことにより財政的に厳しい状況に置かれており、さらには将来的に鉄道が通ることを期待した不動産業を営む資産家のスターク(アーサー・オコンネル)が町ごと買い占めると申し出たことで、住民の間では賛否が分かれて議論されている真っ只中だった。そんなある日、その町にラオ博士と名乗る中国人(トニー・ランドール)のサーカス一座がやって来る。一座は空き地に巨大なテントを設営し、いざサーカスの興業日。早速広告を見たその町の住人たちが詰めかけ、サーカスは大盛況で幕を開けた。観客たちは、ラオ博士が披露する手品や出し物に沸く一方で、見世物小屋の不思議な生き物たちに翻弄されることになる。

キャスト・スタッフ 編集

キャスト 編集

スタッフ 編集

脚注 編集

  1. ^ 7 Faces of Dr. Lao Awards”. 2015年4月28日閲覧。

外部リンク 編集