ラスト・リベンジ』(原題: Dying of the Light)は、2014年アメリカ合衆国で製作されたスリラー映画である。監督はポール・シュレイダー、主演はニコラス・ケイジが務める。アメリカでは2014年12月5日にビデオ・オン・デマンドを通して配信された[2]

ラスト・リベンジ
Dying of the Light
監督 ポール・シュレイダー
脚本 ポール・シュレイダー
製作 スコット・クレイトン
ゲイリー・A・ハーシュ
デヴィッド・グロビック
トッド・ウィリアムズ
製作総指揮 ニコラス・ウィンディング・レフン
出演者 ニコラス・ケイジ
アントン・イェルチン
イレーヌ・ジャコブ
音楽 フレデリック・ウィードマン
撮影 ガブリエル・コサス
編集 ティム・シラノ
製作会社 レッド・グラニテ・ピクチャーズ
グラインドストーン・エンターテインメント・グループ
配給 アメリカ合衆国の旗 ライオンズゲート
日本の旗 東京テアトル日活
公開 アメリカ合衆国の旗 2014年12月5日 (配信)
日本の旗 2015年5月2日
上映時間 94分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
アラビア語
ルーマニア語
製作費 500万ドル
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あらすじ 編集

CIAのベテラン・エージェント、エヴァン・レイクはCIAを退職することになった。その矢先、エヴァンが信頼している部下、ミルトン・シュルツからレイクの宿敵であるテロリスト、バニールが活動を再開したとの情報が入る。レイクは仇敵を倒すべく、危険なミッションに挑む。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替

製作 編集

2010年1月、ニコラス・ウィンディング・レフンがポール・シュレイダーの脚本をハリソン・フォード主演で映画化すると報じられた[3]。同年2月15日、レフンは『ドライヴ』を監督するために、本作の監督から外れた[4]2013年6月5日、脚本を執筆したポール・シュレイダー自身がメガホンをとり、レフンは製作総指揮を務めると報道された[5]。同年7月30日、ニコラス・ケイジが本作の主演を務めることが決まった[6]2014年1月10日、アントン・イェルチン、イレーヌ・ジャコブ、アレクサンダー・カリムの出演が決まった[7]。同年3月6日、レッド・グラニテ・インターナショナルが製作に参加した[8]。8月19日、ライオンズゲートが本作の配給権を獲得した[9]

2014年10月16日、シュレイダーは自身のFacebookに「僕たちは戦いに敗れた。僕が監督と脚本を担当した『ラスト・リベンジ』は僕の手から離れてしまった。僕への相談がないまま、本編を再編集され、使用楽曲が決まってしまった。」と投稿した[10]。同年12月8日、本作の撮影監督を務めたガブリエル・コサスは『バラエティ』のゲスト・コラムで「自分のがカラーで撮影した重要なシーンがデジタル処理で置き換えられてしまった。だから、本来、撮影監督の義務であるポスト・プロダクション作業への協力を拒否した。」と述べている[11]

撮影 編集

2014年1月27日、本作の主要撮影がルーマニアで開始された[7]。5週間で撮影は終了し、ポスト・プロダクション作業はアメリカで行われた。また、オーストラリアクイーンズランド州でも撮影が行われた[12]

評価 編集

本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには32件のレビューがあり、批評家支持率は8%、平均点は10点満点で3.8点となっている[13]。また、Metacriticには12件のレビューがあり、加重平均値は31/100となっている[14]

出典 編集

外部リンク 編集