ラバー』(Rubber)は、2010年フランスコメディホラー映画。監督と脚本はカンタン・デュピューフランス語版念力で人間を殺して回るタイヤを描いている。第63回カンヌ国際映画祭で初公開された。

ラバー
Rubber
監督 カンタン・デュピューフランス語版
脚本 カンタン・デュピュー
製作 グレゴリー・ベルナール
ジュリアン・ベルラン
音楽 ギャスパール・オージェ
カンタン・デュピュー
撮影 カンタン・デュピュー
編集 カンタン・デュピュー
製作会社 Canal+
アルテ
配給 フランスの旗 UFO Distribution
日本の旗 アース・スター エンターテイメント
公開 フランスの旗 2010年5月15日CIFF
フランスの旗 2010年11月10日
日本の旗 2012年1月21日
上映時間 82分[1]
製作国 フランスの旗 フランス
言語 英語
製作費 $500,000
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ストーリー 編集

荒野で大量の双眼鏡を持って誰かを待つ男。 そこに1台の車がやって来ます。 その車から降りて来た警察官の姿をした男は、映画についての独自の理論を語り始めます。 彼が去り、残された男は、彼の後ろに居た大勢の人々に双眼鏡を配ります。 彼らが双眼鏡を覗いてもそこには荒野が広がっているばかり。1人がゴミの山を見つけます。 荒野に打ち捨てられた古タイヤ。 彼(古タイヤ)はあるとき意思に目覚め、己の意思で転がり始めます。捨てられたゴミやサソリを楽しそうに踏みつぶして進んでいきます。しかし固い瓶は彼の力ではつぶすことができません。そこで彼は念力に目覚め瓶を破裂させます。 彼の行動はどんどんエスカレート。動物を破裂させ、次には人間に……。

キャスト 編集

公開 編集

2010年5月15日にカンヌ国際映画祭の批評家週間で上映された[2]。カンヌでの上映後、米国のマグノリア・ピクチャーズに購入された[3]。フランス以外では、2010年7月9日にファンタジア・フェスティバル英語版で上映された[4]

出典 編集

  1. ^ Rubber (15)”. British Board of Film Classification (2011年3月28日). 2011年12月4日閲覧。
  2. ^ Felperin, Leslie (2010年5月16日). “Rubber”. Variety. 2010年10月17日閲覧。
  3. ^ Mitchell, Wendy (2010年5月20日). “Magnet burns US deal for Rubber with Elle Driver”. Screen Daily. 2010年10月17日閲覧。
  4. ^ Laperrière, Simon. “Rubber: International Premiere”. Fantasia Festival. 2010年10月17日閲覧。

外部リンク 編集