ラファエル・ランディバル大学

ラファエル・ランディバル大学スペイン語: Universidad Rafael Landívar, 略称URL)は、グアテマラ私立大学。1961年に創立されたイエズス会の大学である。中央キャンパスはグアテマラシティ16区にある。

ラファエル・ランディバル大学
Universidad Rafael Landívar
中央キャンパス
種別 私立大学カトリック大学
設立年 1961
宗教的提携関係 カトリック教会イエズス会
所在地 グアテマラの旗 グアテマラ
グアテマラシティ
北緯14度35分43秒 西経90度29分03秒 / 北緯14.59528度 西経90.48417度 / 14.59528; -90.48417座標: 北緯14度35分43秒 西経90度29分03秒 / 北緯14.59528度 西経90.48417度 / 14.59528; -90.48417
公式サイト principal.url.edu.gt
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概要 編集

学部には健康科学政治・社会学工学人文科学神学経済・経営学環境工学および農業工学建築・設計学法・社会学がある[1]

中央キャンパスはグアテマラシティ16区にあり、ほかにケツァルテナンゴ、ベラパス(アルタ・ベラパス県サンフアン・チャメルコ)、ウェウェテナンゴ、キチェ(キチェ県サンタ・クルス・デル・キチェ英語版)、サカパ英語版アンティグアエスクイントラフティアパ英語版にキャンパスがある[1]

歴史 編集

グアテマラの独立後、保守派のラファエル・カレーラ大統領時代にサン・カルロス・デ・グアテマラ大学の経営はイエズス会によって行われていたが、フスト・ルフィーノ・バリオス大統領時代の1872年の自由主義改革によってイエズス会は追い出され、大学は世俗化されて神学が教えられることがなくなった[2]。この状態は長く続いたが、カルロス・カスティージョ・アルマス大統領時代の1956年の憲法でカトリック教会が教育のための資産を持つこと(50条)、神学を教えること(97条)、私立大学を設立すること(106条)などが認められた[3]

ラファエル・ランディバル大学はミゲル・イディゴラス・フエンテス大統領時代の1961年に創立し、翌1962年に授業がはじまった。第1期の学生数は138人で、経済学・法学・人文科学の3つの学部に分かれていた[4]。最初はグアテマラ高校 (es:Liceo Guatemalaの建物を借りて使っていたが、まもなくグアテマラシティ10区に校舎が建てられ、1970年代に現在の16区のキャンパスに移転した[4]

学校名になっているラファエル・ランディバル (es:Rafael Landívarは18世紀グアテマラのイエズス会士だったが、1767年にカルロス3世がイエズス会をスペイン領土から追放する命令を発したためにグアテマラを去ってボローニャに住み、そこで『メキシコ田園生活 (Rusticatio Mexicana, 1782)』というラテン語の長大な詩を出版したことで知られる[5]

主要な卒業生 編集

脚注 編集

外部リンク 編集