リアル・ゴーン

トム・ウェイツのアルバム

リアル・ゴーン(Real Gone)は、トム・ウェイツ2004年に発表したアルバム。

リアル・ゴーン
トム・ウェイツスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロックオルタナティヴ・ロック
時間
レーベル アンタイ・レコード
プロデュース キャスリーン・ブレナン
トム・ウェイツ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(ノルウェー[1]
  • 5位(デンマーク[2]
  • 7位(ベルギー・フランデレン地域[3]
  • 8位(イタリア[4]、ポルトガル[5]
  • 9位(スウェーデン[6]
  • 10位(オランダ[7]
  • 11位(オーストリア[8]
  • 16位(イギリス[9]、スイス[10]
  • 19位(ドイツ[11]
  • 23位(フィンランド[12]
  • 27位(オーストラリア[13]
  • 28位(アメリカ)
  • 39位(フランス[14]
  • 40位(ベルギー・ワロン地域[15]
  • 121位(日本[16]
  • トム・ウェイツ アルバム 年表
    ブラッド・マネー
    アリス
    (2002年)
    リアル・ゴーン
    (2004年)
    オーファンズ
    (2006年)
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    解説 編集

    トムのアルバムとしては初めて、ピアノが全く使用されず、鍵盤楽器も「サーカス」でトム自身がチェンバレンを弾いているのみ。トムの息子のケイシーが、「トップ・オブ・ザ・ヒル」「メトロポリタン・グライド」でターンテーブルを担当している他、ドラムス等も演奏している。

    「デイ・アフター・トゥモロウ」は、1人の兵士の視点で歌われた反戦歌で、ジョン・フランズバーグ(ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ)が「moveon.org」「music for america」といった非営利政治団体と共同企画したチャリティ・アルバム『Future Soundtrack for America』(2004年8月、日本未発売)で先行発表されていた。2006年にはドキュメンタリー映画『The Ground Truth』でも使用される[17]。同曲は、allmusic.comにおいて「ここ十年では最も洞察力と思慮深さに満ちた反戦歌」と評された[18]

    「デッド・アンド・ラヴリー」は、トムが俳優として出演した2006年の映画『Wristcutters: A Love Story』で使用された[19]

    収録曲 編集

    全曲トム・ウェイツとキャスリーン・ブレナンの共作。

    1. トップ・オブ・ザ・ヒル - "Top of the Hill" - 4:55
    2. ホイスト・ザット・ラグ - "Hoist That Rag" - 4:20
    3. シンズ・オブ・マイ・ファーザー - "Sins of My Father" - 10:36
    4. シェイク・イット - "Shake It" - 3:52
    5. ドント・ゴー・イントゥ・ザット・バーン - "Don't Go into That Barn" - 5:22
    6. ハウズ・イット・ゴナ・エンド - "How's It Gonna End" - 4:51
    7. メトロポリタン・グライド - "Metropolitan Glide" - 4:13
    8. デッド・アンド・ラヴリー - "Dead and Lovely" - 5:40
    9. サーカス - "Circus" - 3:56
    10. トランプルド・ローズ - "Trampled Rose" - 3:58
    11. グリーン・グラス - "Green Grass" - 3:13
    12. ベイビー・ゴナ・リーヴ・ミー - "Baby Gonna Leave Me" - 4:29
    13. クラング・ブーム・スティーム - "Clang Boom Steam" - 0:46
    14. メイク・イット・レイン - "Make It Rain" - 3:39
    15. デイ・アフター・トゥモロー - "Day After Tomorrow" - 6:56
    16. チック・ア・ブーン - "Chickaboom" - 1:17

    カヴァー 編集

    参加ミュージシャン 編集

    脚注 編集