リシャード・マシューズ

リシャード・マシューズ(Rishard Matthews 1989年10月12日- )はカリフォルニア州サンディエゴ出身の元アメリカンフットボール選手。現役時代のポジションはワイドレシーバー

リシャード・マシューズ
Rishard Matthews
refer to caption
ドルフィンズでの現役選手時代
基本情報
ポジション ワイドレシーバー
生年月日 (1989-10-12) 1989年10月12日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 210 lb =約95.3kg
経歴
大学 ネバダ大学リノ校
NFLドラフト 2012年 / 7巡目全体227位
初出場年 2012年
初出場チーム マイアミ・ドルフィンズ
所属歴
2012 - 2015 マイアミ・ドルフィンズ
2016 - 2018 テネシー・タイタンズ
2018 ニューヨーク・ジェッツ
2019* ニューオーリンズ・セインツ
*オフシーズンまたはプラクティススクワッドとしての所属のみ
NFL 通算成績
レシーブ回数 230回
レシーブ獲得ヤード 3,160ヤード
TDレシーブ 21回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴 編集

プロ入り前 編集

カリフォルニア州サンタアナの高校からベイカーズフィールド・カレッジを経て、ネバダ大学リノ校に転校した。ネバダ大学では2010年に49回のレシーブで793ヤードを獲得、4TDをあげて、ウェスタン・アスレティック・カンファレンス英語版のセカンドチームに選ばれた。2011年シーズン前には、ビレトニコフ賞やホーナング賞の候補に名前があがった[1]。ネバダ大学では2年間で、147回のレシーブ、2,243ヤード、13TDの成績をあげた。

マイアミ・ドルフィンズ 編集

2012年のNFLドラフト7巡でマイアミ・ドルフィンズに指名された。5月22日、ドルフィンズと4年契約を結んだ[2]。同年11月15日のバッファロー・ビルズ戦で初出場した。

12月23日のビルズ戦では、いくつかのキーとなるレシーブで、24-10の勝利に貢献した[3]

ジェフ・アイルランドゼネラルマネージャーより、2013年の向上が期待された[4]。11月11日のタンパベイ・バッカニアーズ戦で11回のレシーブで120ヤードを獲得、2TDをあげた[5]。ドルフィンズで5回プロボウルに選ばれたマーク・クレイトン1988年に10キャッチ、複数TDをあげて以来となる、2桁レシーブ回数と複数TDをあげた選手となった[6]。12月15日のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では24ヤードのTDパスをキャッチ、24-20での勝利に貢献した。2013年は41回のレシーブで448ヤード、2TDをあげた。

2014年は12回のレシーブで135ヤード、2TDをあげた。

2015年、第12週のニューヨーク・ジェッツ戦でカルビン・プライアーのヒットを受けて、複数本の肋骨を骨折[7]、翌年1月2日、故障者リスト入りした。この年、11試合に出場し、43回のレシーブで662ヤード、4TDをあげた。

テネシー・タイタンズ 編集

2016年3月9日、テネシー・タイタンズと3年契約を結んだ[8]。 このシーズンはパスキャッチ945ヤード、レシーブタッチダウン9回という成績であった。

2017年シーズンはパスキャッチ53回、795ヤードレシーブという成績であった。

2018年シーズンは開幕前に契約延長に合意したが、自身の出場機会を求めてシーズン途中にタイタンズに対して契約解除を要求した[9]

タイタンズ退団後 編集

2018年10月23日にニューヨーク・ジェッツと契約した。ジェッツでは5試合に出場した。

2019年シーズン6月13日にニューオーリンズ・セインツと契約を結んだが、8月10日にリリースされた。その2日後の8月12日に現役引退を表明した[10]

脚注 編集

  1. ^ Profile”. 2013年4月29日閲覧。
  2. ^ 5月22日発表の選手契約”. アメフトNewsJapan (2012年5月22日). 2013年4月29日閲覧。
  3. ^ Rookie Report: Rishard Matthews”. マイアミ・ドルフィンズ (2012年12月24日). 2013年4月29日閲覧。
  4. ^ Ben Volin (2013年2月4日). “Miami Dolphins GM Jeff Ireland: We violated our principles by drafting Ryan Tannehill”. blogs.palmbeachpost.com. 2013年4月29日閲覧。
  5. ^ Joey Knight (2013年11月12日). “Rishard Matthews sparks Miami Dolphins offense”. マイアミ・ヘラルド. 2014年1月18日閲覧。
  6. ^ Matt Kelley (2013年11月23日). “Rishard Matthews goes from long shot to making history for Miami Dolphins”. マイアミ・ヘラルド. 2014年1月18日閲覧。
  7. ^ Report: Dolphins WR Rishard Matthews has multiple fractured ribs”. スポーツ・イラストレイテッド (2015年11月30日). 2016年3月20日閲覧。
  8. ^ Jim Wyatt (2016年3月9日). “Titans Agree to Terms with WR Rishard Matthews”. テネシー・タイタンズ. 2016年3月20日閲覧。
  9. ^ “WRマシューズがタイタンズに自身のリリースを要求”. NFL JAPAN. (2018年9月27日). https://nfljapan.com/headlines/35436 2022年8月20日閲覧。 
  10. ^ Kevin Patra (2019年8月12日). “Rishard Matthews announces NFL retirement”. NFL .com. https://www.nfl.com/news/rishard-matthews-announces-nfl-retirement-0ap3000001040937 2022年8月20日閲覧。 

外部リンク 編集