リジー・ボーデン (オペラ)

リジー・ボーデン』 (Lizzie Borden) は、ジャック・ビーソン作曲のオペラで、ビーソンの代表作とされる。この作品は、実際にあったリジー・ボーデンの事件に取材したものである。

1965年に作曲され、1965年3月25日アントン・コッポラ指揮、ニューヨーク・シティ・オペラによって初演された。英語のリブレット(台本)はリチャード・プラント英語版シナリオに基づいて、ケンウォード・エルムスリー英語版が執筆した。全3幕とエピローグから成る。

登場人物 編集

配役 声域 初演時のキャスト
1965年3月25日
(指揮:アントン・コッポラ
リジー・ボーデン
Lizzie Borden
メゾソプラノ ブレンダ・ルイス
マーガレット・ボーデン - リジーの妹
Margret Borden
ソプラノ アン・エルガー
ジェイソン・マクファーラン大尉 - マーガレットが思いを寄せる人物
Captain Jason MacFarlane
バリトン リチャード・フレデリックス英語版
アビゲイル・ボーデン - リジーの継母
Abigail Borden
ソプラノ エレン・ファウル英語版
アンドリュー・ボーデン - リジーの父
Andrew Borden
バリトン ハーバート・ビーティー
ハリントン師
Reverend Harrington
テノール リチャード・クローズ

あらすじ 編集

ドラマの筋書きは、マサチューセッツ州フォールリバーで、題名となっている主人公の女性が、継母と父を斧で殺害した有名な事件をドラマに仕立てたものである。しかし、ドラマ化に際して多分に劇的な演出が加えられている。

参考 編集