リバーフロント・スタジアム

リバーフロント・スタジアムRiverfront Stadium )は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティにあった、野球アメフトの兼用スタジアムMLBシンシナティ・レッズNFLシンシナティ・ベンガルズのホームスタジアムであった。

リバーフロント・スタジアム
Riverfront Stadium
リバーフロント・スタジアム
施設データ
所在地 201 East Pete Rose Way
Cincinnati, OH 45202
起工 1968年2月1日
開場 1970年6月30日
閉場 2002年9月22日
取り壊し 2002年12月29日
所有者 シンシナティ市
グラウンド 人工芝(AstroTurf:開場 - 2000年)、
天然芝(2001年 - 閉場)
建設費 4500万ドル
設計者 Heery & Heery 、
Finch, Alexander, Barnes,
Rothschild & Pashal
旧称
シナジー・フィールド(1996年 - 閉場)
使用チーム • 開催試合
MLB / シンシナティ・レッズ(開場 - 閉場) 、
NFL / シンシナティ・ベンガルズ (開場 - 1999年)
収容人員
52,952人 (野球) 、59,754人 (アメフト) 、40,008人(野球:2001年 - 閉場)
グラウンドデータ
球場規模 左翼 - 325 ft(約99.1 m)
左中間 - 370 ft(約112.8 m)
中堅 - 393 ft(約119.8 m)
右中間 - 373 ft(約113.7 m)
右翼 - 325 ft(約99.1 m)
バックネット - 41 ft(約12.5 m)
フェンス 両翼 - 8 ft(約2.4 m)
中堅 - 40 ft(約12.2 m)
その他 - 14 ft(約4.3 m)

アトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアムジョージア州アトランタ)、ブッシュ・スタジアムIIミズーリ州セントルイス)に次ぐ3番目の円形兼用球場。ただし、マウンドと各塁周辺を除いたフィールドの全面を人工芝で覆ったのはこの球場が初めてである。

1996年、電力会社のシナジー社との命名権取引が6年600万ドルで成立し、球場名がシナジー・フィールドCinergy Field )に変わった。この年、本拠地とする両チームが新球場、競技場を建設することが決定する。

2000年にベンガルズが新球場ポール・ブラウン・スタジアムへ移転、2001年シーズンに先駆けフィールドを天然芝にしたり、隣にレッズの新球場グレート・アメリカン・ボール・パークを建設するために左翼から中堅までのスタンドを撤去するなど改装が施され、この2年間は野球専用球場であった。2002年シーズンが終わるとレッズが完成した新球場に移転し、2002年12月29日、爆破解体された。

主要な出来事 編集

野球 編集

 
オハイオ川沿いに建つリバーフロント・スタジアム(1980年)
 
試合風景1(1988年)
 
試合風景2(1992年)
 
2002年の爆破解体

アメフト 編集

  • 1970年9月20日、レイダース戦でNFL公式戦初開催。
  • 1982年1月10日、ベンガルズがチャージャーズを 27-7 で破り、AFC初優勝及びスーパーボウル初出場を決めた。試合中の気温は-23度で、NFL史上最も気温が低いゲームだった。後にこの試合は「フリーザーボウル」と呼ばれるようになる。
  • 1999年12月12日、ブラウンズ戦でこの球場での最終戦。

外部リンク 編集

前本拠地:
クロスリー・フィールド
1912 - 1970
シンシナティ・レッズの本拠地
1970 - 2002
次本拠地:
グレート・アメリカン・ボール・パーク
2003 - 現在
前本拠地:
ニッパート・スタジアム
1968 - 1969
シンシナティ・ベンガルズの本拠地
1970 - 1999
次本拠地:
ポール・ブラウン・スタジアム
2000 - 現在
先代
RFKスタジアム
オークランド・コロシアム
MLBオールスターゲーム開催場
第41回(1970年
第59回(1988年
次代
タイガー・スタジアム
アナハイム・スタジアム